2014/07/29

憧れの五能線(その2)…東北新幹線1

東北新幹線1-1

旅行初日(20日)、大宮駅8時02分発の『はやぶさ3号』で、まずは八戸に向かいます。鮮やかな緑色をした車体のE5系新幹線車両に乗り込みます。

このE5系新幹線車両は東北新幹線の新青森駅までの延伸にあわせて、3年前の2011年3月5日から営業運転を開始したJR東日本自慢の最新鋭車両です。人々の期待を一身に受けて華々しくデビューしたものの、営業運転開始直後の3月11日に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生したことに伴い、東北新幹線が全線復旧する前日の4月28日までこのE5系車両は営業運転を中止するという不幸に見舞われました。4月29日の全線開通時に運転を再開し、その後次々に編成の数を増やし、最初は違和感さえ感じたそのカモノハシの口のように長く突き出たフロントノーズと鮮やかな緑色をした車体はすっかり馴染んで、今や東北新幹線の代表車両の地位を確立した感じです。よくよく車体を眺めてみると、空気力学的に優れた設計をしていて、工学的に実に美しい形をしています。性能の良さがわかります(^^)d 性能のいいものは、工学的に美しい…ってやつです。

秋田新幹線用に使用されるE6系、北陸新幹線開通に先立って投入されたE7系という新しい新幹線車両も基本的にこのE5系車両のコンセプトを踏襲した車両であり、それらを合わせると、JR東日本の新幹線もすっかり代替わりが進んできている感じです。現在はその代替わりの過渡期といった感じで、いろいろな形式の車両が入り乱れて運用されている感じで、鉄道マニア的には楽しくてって仕方がありません。

・東北新幹線の“はやて”や“やまびこ”、“なすの”、上越新幹線の“とき”、“たにがわ”、長野新幹線の“あさま”に使用されるE2系新幹線車両

・今年3月で秋田新幹線の運用を外れて、今は山形新幹線の“つばさ”で主に使われているE3系新幹線車両(最近は塗装を新しくした編成も登場しました)

・上越新幹線の“Maxとき”と“Maxたにがわ”に使用される総二階建てのE4系新幹線車両(実は私はこの車両が一番好きです)

・東北新幹線の“はやぶさ”に主に使用されるE5系新幹線車両

・秋田新幹線の“こまち”に使用されるE6系新幹線車両

・そして、来年の北陸新幹線開業を控えて、長野新幹線に先行投入されて“あさま”で使用されているE7系新幹線車両

詳しくはこちらをご覧ください。

JR東日本新幹線サイト

私が毎日の通勤で使用しているJR埼京線は東北・上越新幹線と同じ高架線の上を並行して走っているので、毎日会社への行き帰りにはこれら様々な車両の走行シーンを駅のホームから、また車窓に眺めながら楽しんでいます。(700系、N700系という車両に統一されて、均質な感じがする東海道新幹線と比べると、マニア的には眺めていて楽しいです。)

私達を乗せた新青森行き『はやぶさ3号』は定刻の8時02分発に静かに大宮駅を発車しました。『はやぶさ3号』は17両の長い編成で、緑色をした10両編成のE5系の新青森行き『はやぶさ3号』の前に、赤い色をした7両編成のE6系の秋田行き『こまち3号』が連結されています。秋田行き『こまち3号』E6系のスポーツカーのフェラーリと同じ車体の深紅が眩しいです(*_*)

今回私達夫婦が参加したツアーの参加者は40名ほど。そのほとんどが私達と同年代かちょっと上くらいの年齢の方々で、御夫婦連れに母娘連れ、お友達連れ…と、当初想定した通りです。同行してくれるツアーの添乗員も私と同年代のオッサン添乗員さん(これまでいろいろと旅行代理店のツアー企画を利用しましたが、オッサン添乗員さんは初めてです)。まぁ~、気楽な旅行になりそうです。

大宮駅を発車した『はやぶさ3号』は、一路東北路を北へ向かいます。東北新幹線のE5系車両には仕事の出張で何度か乗ったことがあるのですが、プライベートの旅行で乗るのは初めてのことです。やはりプライベートで乗るのと、仕事の出張で乗るのとでは、まるで印象が異なります。と言うか、私の意識がまるで違うと言ったほうが正確かも。正直、“鉄”(鉄道マニア)のDNAが完全に目覚め、興奮しています。最近は“鉄”分の摂取量が足りなく、いくぶん禁断症状も出かかっていたので、新幹線に乗っただけで、興奮しちゃいます。

大宮駅を出て宇都宮駅までは関東平野の住宅地内を走るため、騒音対策のため最高速度が275km/時に制限されていますが、宇都宮駅を過ぎたあたりからE5系は一気にスピードを上げはじめ、ここから盛岡駅までの間は国内最速となる最高速度320km/時の区間に入ります。日本最高速と言っても、車内は静かで、揺れもありません。ホント素晴らしい車両だと思います。

私が「よしっ!ここから国内最速、最高速度320km/時の区間だ!」と1人気合いを入れている横の席では妻がスヤスヤとお休みタイム。こやつは私と違って乗り物にはいっさい興味がなく、単なる旅行の時の移動手段としてしか捉えておりません。なので、列車であっても飛行機であっても車内(機内)ではほとんど寝ています。飛行機の場合など、搭乗すると離陸までの間に寝始めて、着陸のショックで目が覚めるって感じです。なので、一緒に旅行しても車内の(機内の)話し相手にはほとんどなりません(-.-) 目を覚ましたと思ったら必ずと言って もいいくらい「お腹がすいたぁ~」…オイオイオイ┐(‘~`;)┌

ちなみに、私は列車でも飛行機でもバスでも船でもなんでも乗り物に乗っちゃうと妙に興奮してしまって、移動中の車内や機内でほとんど眠れないという、どうしようもない弱点があります。神経質ってわけではないのですが…。ですが、ビジネス、特に海外出張の時などこれは致命的なことで、時差ボケとあいまって、現地に到着した途端に移動の疲れがモロに顔に出てしまって、お会いする方に余計な心配をおかけしてしまうようなことが多々あります。こんな妻の姿を見ていると、列車でも飛行機でもバスでも乗り込んだらすぐにコテッと眠ることが出来る人って、ホント羨ましく思えます。

私はこのブログのプロフィールのところに「大の鉄道マニアで阪神タイガースファン」と書きましたが、妻はと言うと、鉄道に限らず乗り物は単なる移動のための手段に過ぎないという考え方だし、阪神タイガースはおろか野球にまったく興味を持っていません(プロ野球12球団どころか、セ・リーグの6球団の球団名すら、いまだに覚えようとしません)。自分で言うのも変ですが、これほどまでに趣味の一致しない夫婦も珍しいのではないか…とも思えます。価値観や社会観に関しても、微妙な差があります。それでも結婚以来30年間、特に大きな問題もなく、今に到っています。まぁ~、私の趣味に「よくやるね」とか「なにがそんなに面白いの」と嫌味を言うことはあっても、あまりそれ以上は深く介入してくることはないので、そのぶん勝手にやれて、いいんですけどね(笑)

よく結婚する相手に関して、趣味が同じ人がいい…とか、価値観や社会観が共有できる人がいい…とかって言っている若い人がいらっしゃいますが、私の経験から言わせていただくと、そんなこと結婚の絶対条件でもなんでもないってことです。これだけ趣味が違っていても、価値観や社会観が微妙に違っていても、特に問題なく30年間も一緒に暮らしていけてる夫婦がいるということも、なにかの参考にしていただければ…と思います。

執筆者

株式会社ハレックス代表取締役社長 越智正昭

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越智正昭

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