2014/08/08

憧れの五能線(その10)…岩木山・鰺ヶ沢

憧れの五能線(旅程図3日目)

3日目(7月22日)最終日はいよいよ私憧れのJR五能線に乗車です。

弘前市に隣接する平川市にある南田温泉から日本海に面した鰺ヶ沢に向かいます。車窓にはずっと津軽の象徴とも言える岩木山の姿が見えます。しかも弘前は岩木山の東に位置しているのですが、そこから岩木山の北側を回って、西に位置する鰺ヶ沢に出るわけです。岩木山は富士山と同じコニーデ(円錐)形の山の形をしていますが、位置が変わると微妙に形が変わっていきます。

岩木山

そうそう、岩木山の麓にはあの『奇跡のリンゴ』で有名になった農家・木村秋則さんの農園があるんですよね。私は原作となった木村秋則さんの著書も読みましたが、昨年の6月に公開された映画『奇跡のリンゴ』の中でも、この岩木山が重要なスポットとして取り上げられました。

阿部サダヲさん演じる木村秋則さんが、農薬中毒に蝕まれていた奥様のために、当時、絶対に不可能な栽培方法と言われていたリンゴの無農薬栽培を決意し、挑戦を開始。案の定、何度も失敗を重ね、借金ばかりが膨らんでいき、次第に周囲の農家からも孤立していきます。10年の歳月が経っても成果が実ることはなく、長年の極貧生活から窮地に追い込まれた木村秋則さんはついに自殺を決意して、夜1人で向かった山が岩木山でした。

そこで死にきれず、反対に、彼はそこで自生した1本のくるみの樹に気づきます。そのくるみの樹は枯れることもなく、また害虫も発生していない…。木村秋則さんはそのくるみの樹を見て、これはりんごの木でも同じことが考えられるのではないかと思うわけです。これが奇跡の大逆転の糸口となり、その後、「奇跡のリンゴ」成功に結び付くわけです。そういう“奇跡”が起こっても不思議ではないくらいに、確かに神々しさを感じる山です。

津軽南田温泉からバスで走ること約1時間で鯵ヶ沢駅に到着。そこでいよいよ憧れの五能線に乗車します。五能線は日本海を望む海岸線を走ることで有名で、絶景のポイントが幾つかあります。特に鯵ヶ沢から深浦までの間が一番の絶景ポイントとして知られ、今回のツアーでもこの鯵ヶ沢→深浦間をJR東日本ご自慢のパノラマ列車『リゾートしらかみ』で楽しみます。

鰺ヶ沢1
鰺ヶ沢2


鰺ヶ沢は世界遺産である白神山地の入口の町として知られています。しかし、それ以上に鰺ヶ沢の地名を有名にしたのが、ブサかわ犬(ブサイクだけどかわいい)の「わさお」(秋田犬) U^ェ^U

元々は迷い犬だっ たのですが、現在の飼い主(焼きイカ通りにある「七里長浜きくや商店」の気さくなお母さん)に保護され、2008年にある女性の紀行ブログで紹介され話題になりました。その後、テレビや新聞、雑誌などが一斉に取り上げるようになると、人気が一気に爆発。広く日本中に存在が知られるようになりました。2009年には写真集まで出版され、2011年にはなんと薬師丸ひろ子さん共演(?)で、わさおの半生をモデルにし、わさお自身が主演した映画『わさお』が公開されました。

わさお通信

鰺ケ沢駅観光駅長にも就任しているというので、動物、特に犬猫大好きの妻は、なんとか「わさお」に逢えないものか…と期待していたようなのですが、残念ながら団体行動。残念ながら逢うことはかないませんでした。

鰺ヶ沢3
鰺ヶ沢4
鰺ヶ沢5



青森県と言えば、かつては北海道と並んで大相撲の力士を輩出している土地です(今は台頭してきたモンゴルをはじめとする外国出身の力士達の陰ですっかり霞んでしまっていますが…)。大相撲のテレビ中継を観ていると、場内アナウンスの「青森県◯◯町出身 △▽部屋」という声をよく耳にしました。ここ鰺ヶ沢町にも地元出身の有名な 元力士さんがいらっしゃいました。今は相撲解説者やタレントとして活躍されている舞の海秀平さんさんです。舞の海さんは鰺ヶ沢の出身です。

角界随一とも言える小兵ながら、そのハンディキャップを補って余りある俊敏な動きで、最高位は小結まで務めた人気力士でした。“技の総合デパート”とも称せられる多彩な決まり手の数々には「エッ!? そんな決まり手があっ たの?」と驚かされることもあり、実に見応えがありました。舞の海さんは私も大好きな力士さんで、週末などよく大相撲のテレビ中継を観ていましたから、「青森県鰺ヶ沢町出身…」という地名は何度も耳にしましたから、馴染みがあります。

その鰺ヶ沢駅からJR五能線のリゾート列車「リゾートしらかみ」に乗車しました。

鰺ヶ沢6
鰺ヶ沢7

執筆者

株式会社ハレックス代表取締役社長 越智正昭

株式会社ハレックス
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越智正昭

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