2014/10/09

2ヶ月連続の天文ショー…皆既月食

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昨夜(8日夜)の皆既月食、皆さん、ご覧になられましたでしょうか?

皆既月食とは、月食は、太陽と地球、それに月が一直線に並び、月が地球の影に入って、月全体が暗くなる現象です。太陽と地球、それに月が一直線に並ぶことから満月の時に発生します。この日は、全国的に晴れ間が広がり、全国各地でこの皆既月食が観測されました。

月は、全国的に8日午後6時14分頃から欠け始め、午後7時24分頃には月全体が地球の影に隠れる「皆既」状態になりました。この「皆既」状態は、午後8時24分頃まで約1時間続き、地球の大気の層で屈折した太陽光によって、赤黒く輝く月が全国各地で観測されました。

そのあと月は、午後9時34分頃には完全に地球の影から抜け、月食は終わりました。

国内で皆既月食が観測されたのは、平成23年12月以来、およそ3年ぶりで、今回は観測しやすい時間帯だったうえ、比較的雲の少ない地域が多かったことから、全国各地で大勢の人がこの秋の夜空に繰り広げられた神秘的な天体ショーを楽まれたのではないでしょうか。

私は会社からの帰りにこの『皆既月食』を楽しみました。添付の写真は途中下車したJR赤羽駅前(東京都北区)で撮った午後7時ちょうど頃の月食の写真です。相変わらずガラケー(旧式の携帯電話)についたカメラでの撮影ですので、酷い写真ですが…(^^; 私がこの写真を撮影した赤羽駅東口では、多くの方が立ち止まって空を見上げ、スマフォやケータイで満月が欠けていく様子を撮影していました。ちょうど某政党の街宣車が東口広場に停まり、演説をされていました。遠目から見ると多くの方々が足を止めてその演説に耳を傾けているように見えたかもしれません。しかし、その場にいたほとんどの方の視線の先には徐々に欠けていく満月の姿がありました。某政党の方には本当に気の毒様でした(^.^)

自宅に帰ると玄関前に妻と娘が出ていて、並んで空を見上げていました。

そう言えば、過日この『おちゃめ日記』にも書きましたが、1ヶ月前の9月9日の夜は『中秋の名月』で、満月。それも楕円軌道における月の地球への最接近のタイミングが重なったことにより、地球から見た月の大きさが最大に見える『スーパームーン』でした。そして、1ヶ月後の満月は皆既月食。続けての天文ショーでしたが、こちらのほうが誰の目にも分かりやすかったですね。

『スーパームーン』にほとんど興味を示さなかった妻と娘も、『皆既月食』は別のようです。天文に限らず、何事も“わかりやすい”ことが一番ってことのようです。

現在、日本中を沸き立たせている3人の日本人研究者のノーベル物理学賞受賞のニュース。このニュースも、受賞対象となった研究成果が、青色発光ダイオード(LED)の開発・実用化という人々に大変身近で、誰の目にもその業績の偉大さがわかりやすいものであるから、ここまで日本中が歓喜で沸き立つのだと思います。大変に申し訳ないけど、これまでノーベル賞を受賞された方々の研究はあまりにマニアック過ぎて、素人の一般人にはその業績の凄さがわかりにくかったですから、盛り上がり方もイマイチだったように思いますが、今回の受賞はまるで違います。それにはわかりやすさの違いが大きく影響していると思います。多くの人の心を動かすには、誰の目にも一目でわかる“わかりやすさ”ってことが重要だ…ってことをつくづく実感しました。

皆既月食が終わって1時間ほどして、近くのコンビニに買い物を頼まれたので外に出ると、空は一面の雲に覆われていました。地球の影ではなく、今度は雲に入って月は見えなくなっていました。とてもいい時間帯に皆既月食があってよかったです。

国内で次に『皆既月食』が観測できるのは、来年4月4日だそうです。この日も晴れて神秘的な天文ショーが観られるといいですね(^^)d


【追記】
空で欠けていく満月を見上げながら、皆既月食が起こる原因である太陽と地球と月が一直線に並んでいる様というものを頭の中にイメージし、互いの引力の関係から地球の海面の潮位にはどのような変化が生じるのだろう…と真剣に考えてしまった私は、バリバリの理系人間ってことですね(笑)(^^;

執筆者

株式会社ハレックス代表取締役社長 越智正昭

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越智正昭

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