2014/10/20

ありゃま!(@_@) 逆襲しちゃった猛虎2014

プロ野球セリーグのクライマックス・シリーズ・ファイナルの第4戦で我等が阪神タイガースがセ・リーグ覇者のジャビット読売ジャイアンツを8対4で破り、堂々の4連勝で日本シリーズ進出を決めちゃいました。今シーズンはもう終わったものと、まったく期待していなかっただけに、これにはさすがにビックリです(@_@)

阪神タイガースの日本シリーズ進出は2005年(平成17年)以来の9年ぶりのことです \(^_^)(^_^)/\(^_^)(^_^)/

私はもともとクライマックス・シリーズのような“敗者復活戦”には否定的な立場をとっていて、価値をほとんど感じていなかったので、正直、どうしていいのか分からずに戸惑いを感じているところなのですが、いざ、敗者復活戦を勝ち上がって(一度諦めかけた)日本一への挑戦権を得たことに関しては、さすがに「嬉しい!」の一言です。

なにより、クライマックス・シリーズ ファーストステージの対3位・広島東洋カープ戦の初戦からファイナルステージの第4戦までの6試合を負けなしの5勝1引き分けと圧倒的な強さを見せつけて勝ち上がったのが、あまりにもお見事です。ここに来て、やっと投打のバランスが噛み合ってきました。やっと目覚めたか! やれば出来るじゃん!(^^)d

と言うか、広島も読売もここに来て長いレギュラーシーズンの疲れが出たのかもしれません。特に、読売は絶対エース菅野投手の故障で、投手陣に大きな穴が空いちゃっていましたから。

私はそもそもクライマックス・シリーズ反対論者です。なので、このクライマックス・シリーズ、結果をテレビのスポーツニュースで確認して、「オッ!頑張ってるじゃん!」くらいに思っていたのですが、さすがにファイナルステージ第4戦の終盤だけはテレビ中継に釘付けになっちゃいました(^^;

私がクライマックス・シリーズに価値を見いださないと反対している理由は、以下に述べる米国のメジャーリーグとの比較からです。

米国のメジャーリーグ(大リーグ)は全30チームがそれぞれ15チームずつアメリカン・リーグ(ア・リーグ)とナショナル・リーグ(ナ・リーグ)に分かれて所属していて、それぞれ5チームずつ東地区、中地区、西地区に分かれてシーズン順位を競います。その地区のチーム間の試合だけでなく、同じリーグに属する東、中、西の各地区のチーム同士の試合もあるし、別のリーグに属するチームとの交流戦もあります。

そうした背景の中で、各リーグの各地区の最も勝率の高いチームが地区チャンピョンとして、リーグチャンピョン決定シリーズ(プレーオフ)に進むのですが、それって3チーム。トーナメントで戦うにはバランスが悪い。加えて、地区間の対戦や、別リーグのチームとの交流戦もあることから、場合によっては地区優勝チームよりも、別の地区の2位のチームのほうが勝率で上回ることだってあり得るわけで、そういう不合理(不平等)を救済するために採り入れられたのが、リーグの各地区2位のチームのうち、勝率の一番高いチームをワイルドカードと称してリーグチャンピョン決定シリーズ(プレーオフ)に進出するというルールを設けました。これでリーグチャンピョン決定シリーズが4チームにすることができ、トーナメントでの対戦が可能になります。実にアメリカ的な公平かつ合理的なルールだと思っています。そして、そのトーナメントの勝者がその年の世界最強のチームを決めるワールド・シリーズに進出することができます。

一方、日本はと言うと、それぞれ6チームから構成されるセントラル・リーグ(セ・リーグ)、パシフィック・リーグ(パ・リーグ)の2つのリーグでそれぞれ年間144試合のレギュラーシーズン(現在)を戦ってリーグ内の勝率での順位を決め(途中、セ・リーグ、パ・リーグ間のチームによる交流戦もありますが…)、その上位3チームによりクライマックス・シリーズという日本一を決める日本シリーズに進出することができるという仕組みになっています。はっきり言って“敗者復活戦”です。

まず、2位と3位のチームが3試合のファーストステージを戦い、先に2勝したチームが1位のチームと戦うファイナルステージに進みます。その時の上位(2位)チームのアドバンテージは、本拠地開催と、1勝1敗1引き分けとなった時に2位のチームの勝ち抜けとするという0.5勝の重みだけ。同じくファイナルステージは1位のチームとファーストステージとの間で6試合が行われ、1位のチームのアドバンテージは、同じく本拠地開催と最初に与えられる1勝だけ。

長い1シーズン、満身創痍で必死になって戦ってリーグ制覇までした結果がたったの1勝なの? なんじゃこれは!?…リーグ制覇にはこの程度の重みしかないんかいっ!…なぁ~んか、おかしくないかいっ!?…ってことで、私はこのクライマックス・シリーズという仕組みに対して“敗者復活戦”という表現を使い、「この仕組みはいかがなものか…」ということで価値を認めない!…とこれまで言ってきました。私の周囲のコアな阪神ファンも同様のことを申しています。

そのことを意識してか、今回は日本シリーズ進出を決めても阪神タイガースは監督の胴上げは行いませんでしたし、和田豊監督も試合後のインタビューで次のように語っています。

「今回勝たせてもらいましたけど、セ・リーグのチャンピオンチームはあくまでもジャイアンツです。我々はセ・リーグの代表として、日本シリーズ、日本一を目指してやっていきたいと思います。」

よく分かってるじゃん! まったくその通りです! 胴上げは日本シリーズで勝って、日本一になった時まで取っておくべきです。

これで阪神タイガースは25日から始まる日本シリーズで、セ・リーグの代表としてパ・リーグ覇者(福岡ソフトバンクホークスか北海道日本ハムファイターズか…、運命のクライマックスシリーズ最終第6戦は今晩です)と対戦することになりました。

これは絶対に日本チャンピョンになっていただかないといけません。1985年以来29年ぶりの日本一に! 阪神タイガースは重い重い責務を背負うことになりました。そうしないと、セ・リーグ覇者の宿敵ジャビット読売ジャイアンツの皆さんに対して失礼というものです(^^)d

幸い、ここに来て投打のバランスがやっと噛み合ってきました。クライマックス・シリーズや日本シリーズといった短期決戦では投手力が大きく鍵を握りますが、メッセンジャー、能見、藤浪、岩田という先発四本柱が揃い、抑えは今回のクライマックス・シリーズで最優秀選手(MVP)に輝いた守護神、“韓国の至宝”オ・スンファン投手が磐石。

打線も怪我でレギュラーシーズン、満足な成績を残せなかった西岡、福留選手がやっと怪我から復帰してきて本来の打線が組めるようになってきました。なんと言っても、外国人選手がいい! 今シーズン補強でやって来たゴメス選手は1985年のバース選手以来の4番打者らしい4番打者ですし(セ・リーグ打点王)、今シーズン5番打者に回ったマートン選手はセ・リーグ打率首位打者。3番の鳥谷選手も打率3割以上で、このクリーンナップ・トリオ(3番、4番、5番)は阪神球団最強と言うか、現時点ではプロ野球12球団で最強と言えるものだと私は思っています。

今年、我等が阪神タイガースはパ・リーグのチームとの交流戦で9勝15敗と大きく負け越し、11位に終わりました。

一方で、読売は16勝8敗と大きく勝ち越し、首位。この差が7ゲームで、最終的にはこの交流戦でのゲーム差がリーグ戦での順位を大きく左右したと言えます。

はっきり言って、「打倒読売!」にしか戦うモチベーションを高められない哀しい体質を持った我等が阪神タイガースは、パ・リーグのチームとの試合は苦手です。過去1962年、1964年、1985年、2003年、2005年と5度進んだ日本シリーズでも、勝って日本一に輝いたのは1985年のたった1度だけですし、毎年の交流戦でも勝率が5割を越えることのほうが稀。シーズン開始前に行われるオープン戦だって、毎年決まって散々な成績です。

まぁ、パ・リーグには“虎”の苦手ばかりがいますからね(^^;。まず、“ライオン”さんがいらっしゃいます。“虎”はさすがに“ライオン”さんには一目置いています。“ウサギ”さんは獲物として狙っていますが、“猛牛”さんは鋭い角を持っているので、逆襲がちょっと怖く苦手です。また、“ツバメ”さんは可愛いので大好きですが、“鷹”さんや“鷲”さんといった制空権を持つ猛禽類はおっかないので苦手です。さらに“虎”は泳ぎは苦手ですので、“海”には出来るだけ近づきたくはありません。そして、“猫”ではないので、ハムもソーセージも食わず嫌いです(^_^;)

ですが、ここはそんなことを言ってられません。必ずや「倍返し!」をやっていただくしかありません!(^^)d

セ・リーグの代表として、頑張れ! 我等が阪神タイガース!


【追記1】
ちなみに、リーグ優勝しなかったチームが日本シリーズに進むのは、セ・リーグでは2007年(平成19年)の中日以来7年ぶり2回目です。

パ・リーグでは2010年(平成22年)、千葉ロッテマリーンズが史上初めてリーグ戦のレギュラーシーズン3位からクライマックスシリーズを勝ち上がり、セ・リーグ覇者の中日ドラゴンズを4勝2敗(1分)で破って、5年ぶり4度目の日本一を達成しました。この年の千葉ロッテマリーンズのレギュラーシーズンの成績は75勝67敗2分、勝率0.528、首位福岡ソフトバンクホークスとのゲーム差は僅かに2.5でした。(この年のパ・リーグは稀に見る大激戦で、首位福岡ソフトバンクホークスと2位の埼玉西武ライオンズはゲーム差なしの僅かな勝率の差。4位の北海道日本ハムファイターズも首位から僅か3ゲーム差でした。)

ちなみに、今年の阪神タイガースの成績は75勝68敗1分、勝率は0.524、首位の読売ジャイアンツとのゲーム差は7.0でした。これは(レギュラーシーズン3位から日本一になった)2010年(平成22年)の千葉ロッテマリーンズの勝率を下回ります。もしかしたら、レギュラーシーズンの勝率が史上最低の成績で日本シリーズに進出しちゃったチームとして、歴史に名を残すことになってしまうかもしれません。


【追記2】
今年のメジヤーリーグのワールドシリーズは、共にワイルドカードから勝ち上がってきた青木宣親選手が所属するカンザスシティー・ロイヤルズとサンフランシスコ・ジャイアンツの対戦になります。ワイルドカードから勝ち上がったチーム同士のワールドシリーズでの対戦は2002年のワールドシリーズのアナハイム・エンゼルス対サンフランシスコ・ジャイアンツ以来のことです。余談ですが、この時のサンフランシスコ・ジャイアンツには元阪神タイガースの新庄剛志選手が所属していて、日本人選手として初めてワールドシリーズでヒットを打ちました。

カンザスシティー・ロイヤルズの青木宣親選手にも頑張っていただきたいものです。

執筆者

株式会社ハレックス代表取締役社長 越智正昭

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越智正昭

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