2014/12/03

イルマニア系イルマニヨン人(その2)

それでは、埼玉県民にしか解らない埼玉ネタを幾つかご紹介します(^^)d


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● さいたま市のネーミングはやっぱり失敗だったと思っている。

……うんうん、平仮名の名称というのは、文章の間に入れる時に埋もれてしまって、ややこしいんですよね(^^;


● さいたまスーパーアリーナに、地元発展の大きな期待を寄せている。

……県内で初めて出来た大規模集客施設で、後でも出てきますが、他に目ぼしい遊ぶところもなく、集客できる施設もない埼玉県にあって、日本中の人々の注目を集め、やって来ていただける唯一の施設ですからね。


● ファミレスといえば「馬車道」だ。

……「馬車道」というネーミングからすると神奈川県の横浜を連想しがちですが、この「馬車道」とは埼玉県熊谷市に本社を置き、広く関東地方一帯に店舗展開をしている外食チェーンのことです。ファミリーレストラン「馬車道」は明治時代の洋館を連想させる外観が特徴で、ウエイトレスの制服も明治時代の女学生を連想させるレトロな感じです(秋葉原でブレイクした“メイド”みたいなものです)。我が家の近所にもあって、時々利用します(^^)d


● 池袋が大好きだ。

……埼玉県民にとって池袋は夢の大都会・東京への“入り口”、“夢の扉”のようなところです。池袋には埼玉方面からはJR埼京線、湘南新宿ライン(宇都宮線・高崎線)、西武池袋線、東武東上線という主要な鉄道4路線が乗り入れ、そこからJR山手線や東京メトロ丸ノ内線、有楽町線、副都心線に乗り換えれば、すぐに憧れの地に行くことができます。


● 大きな声では言えないが、地方をバカにしているところがある。

……と言うよりも、元々先祖代々地元埼玉に住んでいる人のほうが少なく、我が家も含め、他の地方から移り住んできた人達が圧倒的に多い。首都圏でマイホームを購入しようと思ったら、手が届いたのが埼玉県だったというパターンが大多数。我が家と同じ区画のご近所さんも、旦那さんの出身地は岡山県、長崎県、福岡県、鳥取県とバラバラ。しかも遠い! 私もそうですが、たまに故郷に帰ると、時間の流れる速度の違いに戸惑いを感じてしまうことが多く、そういう話を聞いた東京人が勝手に「埼玉県民は地方をバカにしているところがある」と言っているように思えます。


● 西武ライオンズと浦和レッズが郷土の誇り。

……西武ライオンズが、「埼玉西武ライオンズ」と名乗っていただいて、所沢の西武ドームだけではなく大宮公園野球場でも試合をやってくれるようになったおかげで、西武線沿線だけでなく、県民全体として誇れるものができました。浦和レッズは言うまでもない。ただ、それまで誇るものがなかったぶん、入れ込み具合が半端ではなく、熱くなり過ぎて、しばしば問題になることもあります。そういう中にあって、地元民からも忘れられてる大宮アルディージャという地元J1チームもあるのですが…。


● 十万石饅頭といえば「うまい、うますぎる!」だ。

……テレビ埼玉で流されている地元限定のテレビCMですね。我が家の近くにも店舗があり、時々お土産に使いますが、地元向けだとこのテレビCMのイメージが強すぎるし、それ以外の地方向けだと知名度が低すぎて、困ってしまいます。ただ、「うまい、うますぎる!」


● 県民なのに知らない市がある。

……それは言えます。市の数があまりに多すぎて、市の名前を言われてもどのあたりなのか頭の中でイメージがつきにくいのは確かなことです。また、電車の路線網が東京から放射線状に伸びているので、横の都市同士を結ぶ東西方向の移動手段に乏しく、繋がりを欠けているのが大きな原因かもしれません。


● 「まるひろデパート」を全国区の百貨店だと思っていた。

……まるひろデパート(丸広百貨店)は、川越市に本店・中核店舗を置く百貨店で、主に埼玉県西部を中心とした地域(埼玉県限定)で店舗を展開しています。


● 浅草で売られている雷おこしは、実は埼玉で作られているのを知っている。

……同じように、我が家のすぐ近く(さいたま市中央区)の煎餅屋さんで作っている煎餅が東海道新幹線の車内で「草加煎餅」のブランドを付けて売られているのを見て、驚いたことがあります。また、有名な文明堂のカステラの工場も近くにあり、「釜出しカステラ」という釜で蒸してすぐのカステラを食べられるのもさいたま市ならではです。この「釜出しカステラ」はメチャメチャ美味しい!


● 草加煎餅の由来は草加で作られた米を原料に作られているから…と言うことが案外知られていない。

……だそうです。なので、さいたま市中央区で焼いていても「草加煎餅」を名乗ってもまったく問題ないわけです(^^)d


● 旧大宮市民は県庁のある旧浦和市より栄えている…と密かに誇りに思っている。

……私はその旧大宮市と旧浦和市の間に位置する非武装中立地帯のような旧与野市(現在のさいたま市中央区)民ですので、第三者的に見て、それは感じます。旧与野市民としては常にどっちつかずのスタンスを取って、無益な争いに巻き込まれないようにしています。処世術というものです(笑)


● 他の地方の人たちが埼玉と群馬、茨城、栃木の区別がつかないことに憤りを感じている。

……私も26年前に埼玉に住むまでは区別がつきませんでした。今は、憤りを感じるほうに変わっています(笑)


● これといった土産物がないので、迷ったあげく、草加せんべいを土産にする。

……確かにこれといった土産物はないですねぇ~( ̄^ ̄)


● 海外では、ほとんどニーズがないと思う鯉のぼりだが、世界一の生産量を誇っていることが自慢だ。

……それだけ誇れるものがないってことの裏返しのように思えます。


● 地方で「どこに住んでるの?」と聞かれると、つい「東京の方」って答えてしまう。



……ギクッ! 特に海外ではうまく説明が出来ないので、「東京に住んでいる」と言って、後ろめたさを感じています(^^;


● 都会と錯覚しているのではないか…と思うこともあるが、努めて考えないようにしている。

……それは当たっています。私もそうです。


● “後ろ”のことを“裏”と言う。

……四国で生まれ育った私は言いませんが、埼玉生まれで埼玉育ちの我が家の子供達はそう言っているようです。


● “テレビ埼玉”は“テレビ埼玉”であって、“埼玉テレビ”じゃない。しかし間違えられてもさほど気にならない。友人が間違えて言っても、暗黙の了解で済む。

……ははははは。


● なんにでも「さいたま」とつけるネーミングセンスはどうかと思う。が、どうでもいい。

……確かに(^.^) “さいたま市”という都市名だけでなく、やたら“さいたま”という平仮名の名称を付けたがる傾向にあるように感じられますね。


● 小さい頃はいつも「しまむらブランド」の服を着ていた。

……確かに我が家の子供達は「しまむらブランド」の服を着て、大きくなりました。今は孫娘が普段着は次から次へと「しまむらブランド」を着せられているようです。安いので、衣装持ちになってしまいます。ユニクロに真っ正面から対抗できるのは、おそらく「しまむら」だけでしょう。


● 実は今でも“しまむら”で服を買うことがある。

……おそらく私の下着は妻が“しまむら”で買ってきたものでしょう。自分のものはどこで買っているのか私は知りません(^^;


● “しまむら”を県外で見かけると頑張れよと応援する気持ちになる。

……最近、妻と東北地方を旅行していて、「あっ!こんなところにも“しまむら”がある!」と話したことを思い出しました。この気持ち、よく分かります。


● 埼玉はサツマイモの形と習った。

……小学校の先生をしている息子の嫁に確かめると、確かにそういう風に教えているのだとか。


● 東京のことを東京というのは地方者のような気がして、敢えて意識的に都内と言うこともある。

……あるある(笑) ちなみに我が家では“都内”が一般的です。ただ、“都内”とは23区内、それも厳密にはJR山手線の内側かその周辺を指していて、三多摩地区は含まれません。


● ご当地キティちゃんがサイの格好でサッカーボールに乗っているのを見て、埼玉の何もなさにショックを受けたことがある。

……確かに! あれには私も悲しくなりました。


● 特産品の狭山茶の生産地は、狭山市ではなく入間市だが、それを知らない入間市民は結構いる。

……でしょうね。


● 鴻巣市は「人形の街」として売っていこうとしているようだが、県民の大多数は「運転免許の街」だと信じて疑わない。

……えっ!?そうじゃあなかったの? 鴻巣と言えば運転免許センターでしょう(^^)d
交通違反を重ねると、免許更新の際に鴻巣にある運転免許センターに行って講習を受けないといけないので、「鴻巣にだけは二度と行きたくない」という負のイメージもあります。


● 県の愛称「彩の国」で、“ださいたま”のイメージを払拭したいと願っている。

……当分、無理でしょう(^.^) いっそ、『The埼玉』と洒落てみたらいかがでしょう?


● さいたま市東部に広がる広大な農地「見沼田圃」が、田舎度を増長させていると思う。

……確かに! その見沼田圃の広大な水田のすぐ向こうに見えるさいたま新都心の高層ビル群は、違和感がありありです。ただ、だからこそ、いまだに豊かな自然が辛うじて残っているとも言えます。メダカやザリガニも住まない(住めない)ようなところに、人類は安心して住めません!


● さいたま市内を走っているバスの路線は複雑で、わけが分からないと思う。

……特に旧浦和市や与野市は大東亜戦争時に空襲を受けていないので、都市としての再整備が日本の他の都市と比べ遅れていて、道路の構造が基本昔ながらのままになっているから、複雑なんだ…と聞いたことがあります。


● 練馬区は埼玉県のものだ。

……えっ!?そうじゃあなかったの? 昔は今の埼玉県と東京都が一緒になって“武蔵の国”と名乗っていたので、一緒じゃん(^-^)v  東武東上線は池袋以外はすべて埼玉県を走っていると、多くの埼玉県民は錯覚しています(笑)


● 大宮駅コンコース「豆の木」で待ち合わせをして、あまりの人の多さに会えなかったことがある。

……ほかに分かりやすい待ち合わせ場所がないからねぇ~。あれだけ急激に乗降客が増えるとは、JR東日本さんも思ってもみなかったことではなかったか…と思います。


● 山田うどんを食べたことがある。

……あるある。埼玉のソウルフードだと称される方もいらっしゃるようです。ただ、讃岐うどんの本場である香川県丸亀市で中学高校時代を過ごした私としては、これはあくまでも埼玉の“山田うどん”と称する麺類であって、讃岐うどんとは別の麺である…という認識の上で、食べていただきたいと思っています(笑)


● 埼玉県のマークを描いて、といわれると、描いてる途中で何回も勾(まが)玉の数を数えてしまう。

……いったい何個、勾玉が円形に並んでいるのでしょうね? 私は数えたこともありませんが…。


● 足立区は埼玉県の植民地だ。

……その通りだと思います。武蔵の国だもん(^^)d


● 「ダサイタマ」と言われるたびに、県民意識に目覚め、郷土愛に燃える。
● “ダサい”という言葉につい反応してしまう。

……埼玉県民の悲しい性(サガ)です。だからぁ~、これからは『The埼玉』と解釈しましょう!(^^)d


● クレヨンしんちゃんの舞台が春日部なのが、少し嬉しい。

……うんうん、だよね(^^)d あの漫画は、いろいろな意味で、埼玉の春日部が舞台でないと描けない…と私は思っています(これを説明しだすと長くなるので省略)。ちなみに、映画の劇場版「クレヨンしんちゃん」は、どの作品をとっても内容が極めて深~いと思います。


● 「千葉ウォーカー」「横浜ウォーカー」があって、「埼玉ウォーカー」がないのが不満だが、あっても読まないかもしれない。

……かもしれん( ̄^ ̄) でも、最近は「埼玉ウォーカー」も発売されているみたいです。先日も近所のコンビニの店頭で見掛けました。この雑誌はあくまでも最近埼玉に引っ越してきた“埼玉初心者”向けの雑誌のように思えます。なので、私は買ってまで読もうとは思いませんけど…ね(笑)


● 遠足の定番と言えば、さきたま古墳と森林公園だ。

……だって、ほかに行くところがないんだもの、仕方ないじゃん! ただ、どちらも文字通りの“遠足”にはなりますね。


● 初詣は当然「氷川様」。

……当然です。大宮の氷川神社だけでなく、川越をはじめ県内各地に支店のように氷川神社がありますしね。埼玉の初詣と言えば氷川神社です。


● しまむら・アベイル・ロヂャースで知り合いに会うと、とてつもなく恥ずかしい。

……中学校の教師をしている娘は、近所の“しまむら”や“ロヂャース”に買い物に行くことを異様に嫌がります。生徒や保護者、卒業生の方々にいつ遭うかもしれませんのでね。時には芸能人のようにサングラスをかけて行く時もあります(笑) ちなみに、しまむら、アベイル、ロヂャース等々、埼玉には大規模ディスカウント店が多く、明らかに東京より物価が安いので、欧米系以外の外国人の数が年々増加傾向にあります。


● 赤羽駅は埼玉県だと思い込んでいる人が増えている気がする。

……確かに! 赤羽駅の周辺には埼玉の香りがプンプンとしちゃいます。北区は埼玉県に編入しちゃって、埼玉県と共に栄える道を選んだほうが、よっぽど北区の方々にとっては有益ではないか…と、埼玉県民としては思っているのですが…。


● 視界を遮るものが少ないので、埼玉で一番高い「ソニックシティ」やさいたま新都心の高層ビル群がどこからも見えることは、嬉しくもあり、少し悲しくもある。

……荒川の土手のあたりからさいたま新都心の方向を見ると、そこだけ近代都市のような高層ビル群の姿に、確かに驚きます。ちょっと異様な感じを受けてしまうのは否定できません。


● 買い物は「ロヂャース」と「ダイクマ」が基本。

……どちらも埼玉県に本社があるディスカウントスーパー。我が家に最も近い大型量販店がロヂャース浦和店なので、私もロヂャースは基本です(^^)d


● ロヂャースはロヂャースであってロジャースではない…といちいち活字を見るたびに思ってしまう。

……納得!その通り!( ̄^ ̄)

執筆者

株式会社ハレックス前代表取締役社長 越智正昭

株式会社ハレックス
前代表取締役社長

越智正昭

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