2015/04/13

“鉄”の原点(その4)

大学の前にあった本屋で鉄道雑誌を立ち読みしている時に知り合った友人達と広島大学鉄道研究会を立ち上げ、ますます“鉄”にハマっていきました(この広島大学鉄道研究会は今も続いているようなので、同会の創始者の1人ということになります)。広島電鉄ではとうとう憧れの路面電車の車掌のアルバイトも経験。十分に“鉄分”を吸収しつくした大学生活でした(^^)d

そして、当時の日本電信電話公社(現NTT)に入社するために上京。電電公社の入社試験の最終面接では「そんなに鉄道が好きなら、国鉄に行けばいいじゃないか」という質問に「趣味を仕事にはしたくない。趣味は趣味のままでいたい」と答え、さらに、「通信が進化して情報の交流がさらに活発になっていくと、結果として人の交流も活発になり、私が大好きな鉄道も潤う。そういう応援の仕方もある」という持論(志望動機)も披露して、無事に入社試験を突破。今に到っています。

社会人になってからはさすがに鉄道マニアとしてもおとなしくなりましたが、30歳になる前に航空路レーダー情報処理システムを担当するようになって、再び乗り物好きのDNAが疼きだし、まずは飛行機マニアに転身(^^)d


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(ちなみに、私が初めて飛行機に乗ったのは確か24歳の時で、羽田発広島行きの全日空(ANA)便。機種はボーイング737-200型機でした。その時の帰りの便の機種は3発のボーイング727-200型機でした。ちなみに私は3発機(ジェットエンジンが3基ついてる機体)が好きで、ANAが使っていたロッキードL-1011トライスターや日本航空(JAL)が使っていたダグラスDC-10型機、マクドネル・ダグラスMD-11型機がお気に入りでした(機体後方にエンジンがついている関係で、重心が後ろに寄り、主翼も機体の後方に取り付けられているので、見た目の格好がいいから)。今は高出力のジェットエンジンが開発されたおかげで燃費性能のいい双発機(エンジンが2基ついてる機体)が主体となり、貨物機に改造されたFedExのMD-11型機等の機体を除き、3発機は日本では見かけられなくなりました。)


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ついで、阪急電鉄様の梅田駅旅客案内システム(ラ・ガール・ビジョン)と京浜急行電鉄様の上大岡駅旅客案内表示システム、阪神電鉄様の定期券発行システム等を相次いで担当することになって、“鉄”の血が再び騒ぎ出してしまいました。こんな形で鉄道に仕事で関わることになるとは、思ってもみませんでした。


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その後、今から11年前に現在のハレックス社の代表取締役社長に就任させていただき、気象の世界に飛び込んだのですが、この気象は乗り物に大変関係の深いところで、乗り物好きのDNAは一気に覚醒してしまうことになります。監督官庁である気象庁様は元々は運輸省(現国土交通省)の外庁ですし、弊社ハレックスの株主様にもJRグループ各社様や大手私鉄各社様、内航船舶協会様等が名を連ねていただいていますからね。

ここでは鉄道、飛行機の次にもう1つの重要な乗り物、“船”に関して覚醒をしちゃいました。弊社ハレックスは外航船舶向けの航路ナビゲーションサービス(WRS)を担当させていただいていて、そのための情報処理システム(VMS)を私自らが陣頭指揮を執って開発しました。「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、ここでも完全に覚醒した乗り物好きのDNAが大変役に立ちました。

この船に関しても、私は“五反田重工業(ハレックス社社長室)”にてペーパークラフトでいろいろなタイプの貨物船の模型を何隻も建造し、航路ナビゲーションサービスの現場に置いて(飾って)あります。「この船の模型を見て、常にお客様(船舶)のことをイメージして業務にあたって欲しい」との言葉を添えて…。コンピュータの画面ばかり見て仕事をしていると、どうしても実際のお客様のイメージが薄くなってしまいますからね。


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その後、2年前に京浜急行電鉄様向けに降雨予測システム(土砂災害監視システム)をご提供させていただき、さらにはJR東日本様のスマートフォンサービス向けに各駅ごとの天気予報をご提供するようになって、ますます乗り物好きのDNAは活発に活動をするようになってきています(^^)d

ですが、その原点はやはり鉄道。乗り物の中で何が一番好きか、1つ選べ…と問われたとすれば、鉄道を選んでしまいます(^^;

ところで、鉄道マニアには趣味のジャンル別に様々なカテゴリがあり、

・車両研究〔車両鉄〕
・鉄道撮影〔撮り鉄〕
・音声音響研究〔音鉄〕あるいは〔録り鉄〕
・鉄道模型〔模型鉄〕
・鉄道に関する物品の収集〔蒐集鉄〕
・鉄道旅行〔乗り鉄〕
・完乗〔乗りつぶし〕
・時刻表収集・ダイヤグラム分析〔時刻表鉄〕
・駅研究〔駅鉄〕
・廃線跡の探索〔廃線跡〕
・軽便鉄道専門〔軽便〕
・鉄道業務・設備の研究
・鉄道の歴史・鉄道経営などの学術的研究……等々
このほかにもかなりディープなジャンルのマニアがいると言われています。

また上記の各カテゴリについては当然重なり合う部分も多く、幾つかの趣味を兼ねる者も多く、さらには、同じカテゴリに属していても対象とする鉄道会社や線区、年代等により、様々に分派しているので、分類はさらに複雑になります。

言ってみれば『鉄道』とは“鉄”の“道”であり、茶道や華道、柔道、剣道、弓道、空手道、さらには武士道と同じく“道”を極めることは極めて難しい、大変に奥の深いものになっています(^^)d

そういう中で、私はいったいどこに属しているのかと言うと、う~~ん…と考え込んでしまいます(‘~`;)

まぁ~、どれも中途半端で、どこにも明確には所属していない、カッコイイ言い方をさせていただくと“オールラウンダー”、ガチガチのマニアの方から言わせると“ただの鉄道好きのレベル”とでも言えばよろしいのでしょうか? とにかく 鉄道が走っている風景を眺めているだけで満足ってタイプなんです。中でも駅。人と鉄道との接点の部分の光景が一番好きなんです。特にその土地その土地で違った生活臭が感じられる駅の風景が大好きですね(^^)d

以上、私、越智正昭の“鉄”の原点のご紹介でした。

執筆者

株式会社ハレックス代表取締役社長 越智正昭

株式会社ハレックス
代表取締役社長

越智正昭

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