2016/02/29

史上最大規模のエルニーニョ(@_@)

先週の2月24日、次のようなニュースが流れていました。


『気象庁長期予報 今年の夏は暑い夏に』

気象庁は2月24日、3月からの3ヶ月予報と、6月から8月にかけての暖候期予報を発表しました。

それによりますと、南米のペルー沖で赤道付近の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が続く影響で、日本付近は3月以降も南から暖かい空気が流れ込みやすい状態が続く見込みです。このため3月の気温は東日本と西日本で平年より高く、北日本と沖縄・奄美で平年並か高いと予想されています。

4月は東日本と西日本、それに沖縄・奄美で平年より高く、北日本では平年並か高い見込みで、5月は西日本と沖縄・奄美で平年より高く、北日本と東日本では平年並か高い見込みです。雨量は低気圧や前線の影響で、西日本で平年より多いと予想されています。

また、6月から8月にかけては、太平洋高気圧の北への張り出しが弱いものの、夏に気温の高い傾向が続いていることから、気温は西日本と沖縄・奄美で平年より高くなり、東日本で平年並か平年より高く、北日本でほぼ平年並と予想されています。また、梅雨の時期の雨量は北日本から西日本にかけては平年並か平年より多く、沖縄・奄美ではほぼ平年並と予想されています。

気象庁気候情報課の竹川元章予報官は「今年の夏は、太平洋高気圧が北へ張り出しにくいものの、西日本と沖縄・奄美では、平年より気温が高い予想のため、熱中症などには注意してほしい」と話しています。
(NHKニュース&スポーツ 02/24 16:19)



気象庁によりますと、南米・ペルー沖の東太平洋の赤道付近の海域では、一昨年の夏から海面水温が平年より高くなるエルニーニョ現象が長く続いているということのようです。昨年の12月には3.0℃と、平成9年の3.6℃、昭和57年の3.3℃に次いで過去3番目の差となり、気象庁は、12月にかけてエルニーニョ現象が最盛期となったと発表しました。この影響で、日本では正月3が日をはじめとして1月上旬も全国的に気温が高い日が多くなり、東日本と西日本、それに沖縄・奄美では上旬の平均気温が平年よりも2℃以上も高くなりました。降雪量も平年と比べて、北日本で50%、東日本の日本海側で30%などと、かなり少なくなり、スキー場がなかなか開業できない事態も発生しました。

1月に入ってもペルー沖海域の海面水温の平年との差は2.7℃と、前の月と比べ0.3℃低くなり、気象庁は、最盛期を過ぎて若干弱まったとしていました。ただ、依然として高い状態が続いたため、1月は西日本や東日本などで月の平均気温が平年より高くなったほか、沖縄・奄美では、低気圧や前線が繰り返し通過し、記録的な降水量となりました。

平均より2.7℃高いというと、たったそのくらいで…と言いそうになりますが、小学校の理科の教科書で習ったように「固体は熱しやすく冷めやすい、液体は熱しにくく冷めにくい」ものだし、太平洋の海水の量は膨大なものがあるので、僅かに2.7℃と言っても、このエルニーニョ現象によりペルー沖の東太平洋海域に潜められた熱エネルギーは計り知れないものがあります。エルニーニョ現象は、今後徐々に弱まり、夏には平常の状態になる可能性が高いものの、春の訪れは平年より早くなる可能性があるとしていました。

上記のニュースによると、エルニーニョ現象はこの先もしばらく続く見込みで、その影響で、日本列島付近は3月以降も南から暖かい空気が流れ込みやすい状態が続く見込みだということです。さらに、長期予報によると、今年の夏は暑い夏になりそうだとのこと。

気象庁気候情報課の竹川元章予報官もおっしゃっていますが、「今年の夏は、太平洋高気圧が北へ張り出しにくいものの、西日本と沖縄・奄美では、平年より気温が高い予想のため、熱中症などには注意してほしい」です。

さらに、このエルニーニョ現象に関しては、次のようなニュースも流れています。


『アフリカで干ばつ 子ども100万人が重度の栄養不良』

ユニセフ(国連児童基金)によりますと、東太平洋の赤道付近で水温が平年より高い「エルニーニョ現象」が起きている影響で、アフリカの東部や南部で深刻な干ばつが起き、この地域のおよそ100万人の子どもたちが重度の栄養不良に陥り、手当てが必要だということです。このためユニセフの地域事務所は、「前例のない事態で、子どもたちが生き延びられるかどうかは今の行動にかかっている」として、国際社会に緊急の資金支援を呼びかけました。

必要な資金は最も深刻なエチオピアで、日本円でおよそ100億円、アンゴラでおよそ30億円、ジンバブエでは水不足で下痢やコレラなど病気のリスクも高まっているとして、およそ14億円に上るとしています。ユニセフでは、栄養不良は子どもの発育に深刻な影響を及ぼすため、早急な対応が必要だと訴えています。
(NHKニュース&スポーツ 02/18 06:00)



長さといい影響の大きさといい、今回のエルニーニョ、『史上最大規模のエルニーニョ』(@_@)…と言っても過言ではなさそうです。“史上最大規模”ということは、現代人がこれまでほとんど経験したことがないということを意味しているので、今年は日本列島でどんな気象災害が起きそうなのかはまったく予想もつかないということです。

皆さん、気象に関する情報にはくれぐれもご注意願いますね(^^)d

執筆者

株式会社ハレックス代表取締役社長 越智正昭

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越智正昭

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