2016/08/15

期待の若鮎

連日熱戦が繰り広げられているリオデジャネイロ・オリンピックですが、日本人選手の活躍が目立ちます。大会10日目を終えて、金メダル7個、銀メダル4個、銅メダル15個と獲得したメダル数は26個。金メダル7個というのはもう既に前回のロンドン・オリンピックに並んでいます。残念ながら健闘むなしく表彰台に上がってメダルを獲得するまでには至りませんでしたが、上位に入賞する選手が続出して、観ていて嬉しくなっちゃいます。

まだ後半を残していて、後半にはレスリングやボクシングといった期待の種目が控えていますので、まだまだ私達日本人を楽しませてくれると期待しています。

そうした中、先週、我が家は1人の女子選手の活躍に沸き返っていました。その選手の名前は競泳女子に出場した酒井夏海選手。現在15歳の中学校3年生。リオデジャネイロ・オリンピックの日本選手団で最年少、唯一の中学生選手です。

実はこの酒井夏海選手、私の娘が勤めるさいたま市立の某中学校の生徒さんなんです。全校生徒の健康管理も担当する保健室の先生である娘はもちろん酒井夏海選手のことをよく知っていて、時々廊下などで会うと、声を掛け合う間柄なんだとか。国内の予選会の時から、「夏海ちゃん、代表に選ばれるかなぁ~」ってワクワクドキドキしながら見守っていました。娘からの情報によると、酒井夏海選手は身長が174cmと大柄で、お笑いが大好きな明るく物怖じしない性格なのだそうです。

酒井夏海選手は幼稚園の時に兄の影響で水泳を始めたのだそうです(当然、夏海ちゃんのお兄ちゃんも同じ中学校に通っていましたので、娘は知っているのですが、中学時代は野球部だったそうです)。小学校6年の時にジュニアオリンピック夏季大会の100m背泳ぎで2位となったことで全国的に注目を集め、中学1年の時には全国中学校水泳競技大会の100背泳ぎで優勝。中学2年の時にはシニアに混じって日本選手権に出場すると、50m背泳ぎで28秒55の中学新記録を出して3位に入り、200m背泳ぎでも3位に入りました。全国中学校水泳競技大会では100m及び200m背泳ぎで2冠を達成しました。

中学3年になって臨んだ日本選手権、この大会はリオデジャネイロ・オリンピックの代表選考会を兼ねた大会だったのですが、この日本選手権では100m背泳ぎで1分00秒12の中学新記録を出して優勝すると、200m背泳ぎでも2分10秒43で優勝…と2冠を達成。しかし、それぞれオリンピック派遣標準記録を突破できなかったために個人でのリオデジャネイロ・オリンピックの代表には選出されず、メドレーリレーの代表としてなんとか代表に選出されました。競泳における中学生のオリンピック代表は、アトランタ・オリンピックに出場したバタフライの青山綾里選手以来20年ぶりのことなのだそうです。

オリンピック派遣標準記録を突破できなかったので、個人の代表には選ばれなかったものの、今年の日本選手権で100mと200mで2冠を達成するなど、日本の女子背泳ぎのトップスイマーです。まだ中学生ということで、経験を積ませる意味もあったのでしょう、リオデジャネイロに入ってから急遽、個人の100m背泳ぎと200m背泳ぎにもエントリーすることになったようです。

で、臨んだリオデジャネイロ・オリンピック、

大会2日目に行われた100m背泳ぎの予選では1分01秒74(全体の26位)

大会6日目に行われた200m背泳ぎの予選でも2分13秒99(全体の26位)

と、自己記録を大きく下回り、残念ながらどちらも準決勝に進めず予選敗退に終わりました。さすがに国民の期待を一身に背負う大きな国際大会に初めて参加したので、いくら物怖じしない性格だと言っても、緊張しちゃったのでしょうか。

大会7日目に行われた期待(前回のロンドン・オリンピックでは日本チームは銅メダルを獲得しました)の4×100mメドレーリレーでは第1泳者を務め、3分59秒82、全体の10位で、こちらは惜しくも予選敗退。

私も妻と娘と揃ってテレビの前で応援しました。活躍が期待された4×100mメドレーリレーの予選では中学校でパブリックビューイングも行われたようで、娘はその準備と当日の受付に駆り出されていました。自分の子供、いや娘の勤める学校の生徒さんですから“孫”を応援するような気持ちで、応援にも力が入りましたね。

今回のリオデジャネイロ・オリンピックは出場した3つのレースで全て予選敗退という残念な結果に終わってしまいましたが、酒井夏海選手は今はまだ15歳、中学3年生です。まだまだ成長過程にあり、筋力だってついてくるので、記録はドンドン伸びそうです。次回の東京オリンピックは4年後の2020年。その時、酒井夏海選手はまだ19歳です。さらに東京オリンピックの次のオリンピックの時だって23歳。大いに期待が持てます。今回のリオデジャネイロでの経験を糧に、世界のトップスイマーに上り詰めていって欲しいと願っています。

まずは4年後の東京オリンピックで、表彰台に、それも表彰台の真ん中の一番高いところに立って貰うことを期待しています。

私の極身近で将来有望な、それも可愛らしいアスリートが出てきました。これからも酒井夏海選手を応援していきたいと思っています。楽しみです。

執筆者

株式会社ハレックス代表取締役社長 越智正昭

株式会社ハレックス
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越智正昭

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