2017/07/21

タイタンビカス(夏本番到来!)

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この花はハイビスカスではありません。ハイビスカスに似てはいますが、『タイタンビカス』という植物の花です。

夏本番を迎え、今年も埼玉県さいたま市の我が家の家庭菜園の隅っこに植えてあるこの『タイタンビカス』が咲き始めました。

『タイタンビカス』とは、株式会社赤塚植物園が開発したまったく新しい植物で、ある特定のアメリカフヨウとモミジアオイの交配選抜種なのだそうです。 花はハイビスカスに似ていますが、ハイビスカスが樹木であるのに対して『タイタンビカス』は宿根草。草です。なので、全然、異なる植物です。

その性質は、驚異的なほどに強健なこと。日当たりさえ良ければ特に植えつける場所を選びません。特に暑さには非常に強く、強い西日のあたる場所でも大丈夫です。また、宿根性のため、秋には、地上部が枯れてしまいますが、根が地下に残り翌年の春には、また芽を吹いて、初夏には、花を咲かせてくれます。とても強健なので、一度植えつければ、毎年、夏に花を咲かせてくれます。 生育は驚異的なほどに旺盛で、春の3月下旬に芽を出した後、晩夏には、大きい時で草丈3メートルにもなります。今年、我が家の『タイタンビカス』は3月下旬に4株芽吹いて、現在はその4つの株とも主茎の高さ(草丈)が2メートルをゆうに超えています。メチャメチャ成長が早い植物です。

花期は、7月から9月の間で、一輪一輪は、一日花(朝開花し、夕方には落花しちゃう花)ですが、次から次へと開花し、1株でのべ200輪近くの花を咲かせます。しかも、花の大きさは子供の顔(直径15~25cm)ほどもあり、全盛期の真夏には、巨大な花が次々と咲き乱れ、その美しさと存在感に圧倒されてしまうほどです。 よく見ると4株で既に200以上の蕾(つぼみ)がついています。これからさらに茎は伸びるでしょうから、おそらくその2倍くらいは咲きそうです。これはこれから夏の間、大いに楽しませてくれそうです。

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この圧倒的な存在感と驚異的な強さ、ハイビスカスのような花姿から『巨神タイタン』にちなんで、『タイタンビカス』と名づけられたのだそうです。我が家では家庭菜園の一番奥の隅っこに植えているのですが、圧倒的な存在感がある花なので、やたら目立っています。この花が咲き始めると、我が家では本格的な夏がやって来たな…って思います。

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今年はその『タイタンビカス』の前に2株のキュウリと4株のミニトマト(種類は株ごとに異なります)を植えているのですが、今年もこちらも生育状況がよく、既に2メートルを超える丈にまで成長しています。くわえて、ミニトマトなど、こまめに摘芯をするのを怠ったため、支枝が伸び放題になって、ジャングルのような状態になっています。既にキュウリは10個ほど、ミニトマトは100粒ほど収穫したので、もう完全にもとは取っています。さらに花がいくつも咲いているので、今後も結実が楽しみです。

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『タイタンビカス』のさらに奥に植えているのがキンカン(金柑)です。このキンカンの木は実は鉢植えで、ここに引っ越してくる前の家の時代から我が家で20年以上育てているのですが、毎年これ以上大きくならないように、盆栽のようにバッサバッサと剪定しています。今年も白い花がいっぱいついています。晩秋には黄色いキンカンの実が採れると思います。(愛媛出身なので、本当は温州ミカンを育ててみたかったのですが、大木になるので諦めてキンカン(金柑)で我慢しています・笑)

夏本番到来ですね。ギラギラの太陽が眩しぃ?い! (>_<)

執筆者

株式会社ハレックス前代表取締役社長 越智正昭

株式会社ハレックス
前代表取締役社長

越智正昭

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