
あらためて申し上げるまでもないことですが、私達の住む日本の国土は、世界の他の国と比べて、気象、地形、地質等の自然条件から、地震や津波、台風、洪水、火山噴火、土砂災害等の自然災害が起こりやすく、これまでもたびたび大きな災害に見舞われてきました。エッセイストであり自然科学者であった寺田寅彦先生は「災害は忘れた頃にやってくる」という名言を残されましたが、最近は忘れる間もなく、毎年のようにいろいろな自然災害が次から次へと起きているような印象さえあります。
私は、気象のビジネスは、不幸にして自然災害の犠牲になられた方々の尊い命の上に立脚したビジネスなんだという思いを常に持ち、「人々の生命と財産を自然の脅威の来襲からお守りするための情報を提供すること」、すなわち「安心と安全の提供」こそが私達気象情報会社に与.えられた最大の使命であると認識いたしております。
そうした認識の上に立って、私達は単に狭義の気象(お天気)のみならず、地象(地震・火山等)、海象(波浪・海流等)をも含めた広義の意味での気象に関する情報を提供する総合気象情報会社を目指しておりますし、単に気象(お天気)についての専門家ではなく、「自然災害に関するリスクマネジメントのエキスパート集団」、「安心・安全のエキスパート集団」を目指してまいりたいと思っています。


