『気象ビッグデータの活用による地域特性を考慮した72時間先までの「農業用気象予報システム」の開発と、それを利用した新たな営農管理の検討』が、農林水産省の国庫補助事業に採択されました。

2014年4月07日

 農林水産省は平成26年4月4日、農林水産省補助事業「農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業」(平成26年度新規事業)の選考結果を発表しました。 (農水省:http://www.maff.go.jp/j/press/keiei/keiei/140404_1.html
 株式会社ハレックス(本社 東京都品川区東五反田 代表取締役社長 越智 正昭)が参画する『坂の上のクラウドコンソーシアム(※)』の提案が採択されましたので、お知らせします。
 なお、コンソーシアムでは、農林水産省の採択を受け第1回打ち合わせ会を4月11日(金)に開催する予定です。詳細は追ってお知らせいたします。


※『坂の上のクラウドコンソーシアム』とは
 農業ITシステムの研究を目的に、(公財)えひめ産業振興財団が2013年度に行った「えひめITソリューション研究会」メンバーを中心に、詳細な農業用気象予報システムを開発し、農作業効率化や気象リスク軽減に生かすために設立された地元IT企業と篤農家による共同事業体。
 コンピューターシステム㈱【総括】、野本農園、㈱ウイン、㈱大栄電機工業、㈱ロジック、㈱ハレックス、(特非)ITC愛媛、(公財)えひめ産業振興財団の8社・団体等が参加。
(オブザーバー:愛媛県、愛媛大学農学部、愛媛県農業法人協会、サイボウズ㈱)



◆プロジェクト概要
1 テーマ
 農業用「72時間先までの気象予報システム」を活用した「コストダウン」及び「品質向上・被害防止」の実証実験
2 目的
 気象ビッグデータ解析による農業用高精度気象予報(1kmメッシュ、72時間(3日)先まで)を活用した世界初の農業用気象システムを構築し、精度の向上と露地栽培におけるリスク回避と生産コストのダウンの手法、並びに農業者が安価で利用しやすいシステム等を検討する。
3 具体的な取り組み内容
(1) 気象情報API(ハレックス社)を活用した農業用の高精度気象予報システムを構築し、72時間先までの気象予報及び高温・低温障害予知アラート等を提供することにより、天災や収穫減少のリスクコントロールとコストダウンの実証を行う。
(2) 気象予報を活用した合理的な農作業を分析するため、農家に対して一定間隔で聞き取り調査ほか、農作業の効率化やコストダウン、品質向上に繋げるためのデータ収集・分析を行う。

※気象情報APIとは:http://www.halex.co.jp/service/api3.html


注:記載した内容は、ニュースリリース時点のものです。
  今後、内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。




◆本件に関するお問合せ先
・株式会社ハレックス:第一事業部営業部 営業企画担当 TEL 03-5420-4313 (須東)
・コンピューターシステム株式会社 TEL 089-921-6638(山内)
・公益財団法人えひめ産業振興財団 企画情報課 TEL 089-960-1110 (神尾)

◆地元新聞にも紹介されました!
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※画像:愛媛読売ONLINEより