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第29回(平成19年度第2回)気象予報士試験合格者による体験談

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合格体験記

第29回(平成19年度第2回)気象予報士試験合格者による体験談

当社に寄せられた最新の合格体験談を、随時、追加して記載します。

(1)Y.T さんによる体験談:

 何歳になっても、合格は嬉しいものです。定年後もしばらく働き、62歳になって頭の体操の代わりに始めただけに、まるっきり初歩から出発しましたが一つの結果を得ることができた。ありがたいことだと思う。だいぶ時間はかかりましたが・・・。

 書店で本を購入することから始めました。しかし、読んでみても用語を確認しながらですからなかなか進みません。実技などは、何を質問され、その要点はどんなことかが分からない。ですから、答えようがない。答えてもポイントがずれてしまう。私は合格までに3年かかりましたが、こんな状態ですから、最初は実技試験の時間内におさまならいで焦ってばかりいました。

 そこで、しばらくは過去の問題の解答を模倣することに徹し、繰り返して書いて覚えていくことにしました。これはある程度効果があり、何とか試験時間内におさまるようになりました。ところが自分が自信をもてる部分と自信のない部分がはっきりしていてバラツキがある。何とかしようと思い、ハレックスの講座を申し込んだ。先生方から添削されて返送されたものを見てその丁寧なご指導に感謝すると共に、自分の不十分さを実感し頑張らないといけないと思った。もう一歩確実にしようと直前講習も受講しました。先生方の声を直接お聴きすることができたのは大きな力になったように思う。

たまたま合格させていただきましたが、まだまだだと思っている。これが本格的な勉強の始まり。これからも腰を落ち着けて深めていこうと思っている。ありがとうございました。

 

(2)清水 初志 さんによる体験談:

 私は天気図を書くことが中学校の頃から好きでしたが、自分で事業を立ち上げ、経営に忙殺されるうちに、気象のことは忘れかけていました。思いだしたのは、息抜きに気象庁のHPを見るようになってからです。毎日気象庁のHPで天気図をチェックしているうちに、はるか昔の情熱がよみがえり、気象予報士を取得しようと思うようになったのが、平成19年の初夏でした。

ちょうど28回の気象予報士試験の申込の締め切りが迫っていました。そこで、受験を申し込み、受験対策用の書籍を至急取り寄せ勉強を始めましたが、なかなか時間がとれません。やっと集中できたのは直前の3日間のみで、前日は気象法規を覚えるためにほとんど徹夜をする有様でした。幸運にもマークシート式の学科試験は2科目とも合格基準に達し、記述式の実技試験も「相当な手ごたえ」(全くの勘違いだったのですが)がありましたので、愚かにも合格を確信していました。結果はもちろん不合格でした。しかし、その時は、実技で不合格になった理由が全くわからず「採点方法に問題があるのではないか」などと勝手に思い込んでいました。しかし、「合格もせずに不満を持つくらいならば、受験を断念するか合格してから試験制度改善の提案をするか、どちらかにすべきである」と思い直し、インターネットで良い教材を探しました。それがハレックスの実技通信に出会ったきっかけです。今思うと、受講の動機はあまり純粋とはいえないようです。

勉強時間が極めて制限されていましたので、回答は実際の実技試験のつもりで75分を厳守して作成しました。(今となって考えるとこの「時間厳守」が本番でのペースメークに役立ったと思います。)返送されてきた答案は、予想をはるかに超える丁寧な添削がなされており、「用語の不適切な使用」「問題に直接回答していない点」などが、遠慮なく手厳しく指摘してありました。まさに「目からうろこ」でした。ご指導の結果、前回の試験で不合格になった主な理由も「記述問題の問題文の題意把握の甘さ」であることが明らかになり、気持ちがすっきりしました。添削の成績は当初は惨憺たるものでしたが、何回か親身の添削を受けるうちに、それなりには上昇してきました。そして何よりも「こんなに熱心なご指導を受けたのだから合格しなければならない」と前向きな気持ちが湧いてきました。

29回実技試験は、前回のように(誤解に基づく)「手ごたえ」はありませんでしたが、何とか合格することができました。誠実なご指導を受けていなかったら、おそらく多忙にかまけて受験する意欲すら失っていたと思います。

<予報士試験に対する私見と合格へのアドバイス>

受験を通して、実技試験の試験問題は、「迅速な情報処理を行なう能力」を試す問題が多すぎると感じました。今後は、論理構成力を問うような「骨太の問題」も織り交ぜ、記述する字数も増やし、それに対応して試験時間も延長することも一つの方策かと考えます。(「30字程度で的確に回答すること」は、本質的には重要なものだと思いますが、現実的には、模範解答的な答案を記憶しておいて、題意にあわせて組み合わせのパターンを変えて記述すれば正答が得られるような単純な試験になってしまうと危惧しています。)または、実技2科目のうち、「実技1」は現在の形で、「実技2」は問題数を減らして記述する字数を増やすなどという選択肢もあろうかと思います。

逆に言うと、現在の実技試験においては、合格のコツは「問題文をよく読むこと」に尽きると思います。気象学の理解ができていても、問題文をよく読まないことには的確に回答できるはずがありません。実技試験の記述問題の問題文中には、正解の方向性を示唆する重要なヒントがちりばめられています。そのヒントを手がかりに、ストレートに回答することが重要です。数式をいじったり、各種天気図を解析したりしている方がはるかに面白いのですが、試験の合格のためには「よく読む」練習は欠かせないと思います。「よく読み的確な回答をする」ということは「相手のことをよく考えて対応する」という、人生の基本にもつながることだと思います。

更に、文章構成力はさほど要求されていない試験であると割り切ることも必要だと思います。最適な文章を推敲するには、あまりに短い字数制限と時間制限があるからです。字数制限の中での文章構成を考えて時間を浪費するよりも、時間を残してもう一度問題文を読み、題意の把握に間違いがないか再確認するのがよいと思います。「最良の答案は合格後に考える」という発想の転換をしなければ、少なくとも私は永久に合格しなかったと思います。

今後は、好きな気象を一生の趣味として確立していくために、気象予報士試験では追及し切れなかった理論部分を、できる限り勉強していきたいと思っています。また、ライフワークとして、中学生や高校生への気象教育にも、何らかの貢献ができればと思います。 最後に、誠意あふれる指導で合格に導いていただいたハレックスの先生方、スタッフのみなさんに、本当に感謝しています。今後のハレックスのご発展を祈ってやみません。

 

(3)O.G さんによる体験談:

 私は、子供の頃から気象に興味があり、小学生の時に「子供の科学」という雑誌を読んで、天気図を書いたりしていました。当時、名古屋に住んでいた私が小学校2年生の時に遭遇した「伊勢湾台風」の恐ろしさが、その背景にあったように思います。
従って、「気象予報士」という資格ができたときから、いずれ受験してみたいと思っていましたが、直接のきっかけは、何気なく見たWebサイトで気象予報士の試験問題を見つけたことだったと思います。もちろん難しそうだとは思いましたが、それでも、勉強すれば何とかなるのではないかとも思えました。
また、50才をいくつか過ぎていた私は、第2の人生を実り多いものとするのにこの気象予報士という資格は役立つかも知れないと思い、思い切って受験してみようと思い立ちました。

 とはいえ、最初の2回は願書を出したものの、勉強もせず、従って受験もせずでした。そこで、このままでは受験料がもったいないと一念発起して、「一般気象学」(小倉義光著)と学科試験の解説本、問題集を購入したのが、平成18年の春のことでした。理科系の大学を卒業したとはいえ、一度も気象学の勉強をしたことはなく、また、卒業後もずっと金融機関のコンピューターシステム関連の仕事を続けてきた私にとっては、ほとんどゼロからの出発でした。
勉強を始めたものの、記憶力の衰えは覆いがたく、覚えたつもりでも、日にちが経つとすぐ忘れてしまうので、思い切って「学習ノート」をきちんと作ることにしました。数式や図なども多いため手書きではきれいに書けないので、「TeX」という理科系用のエディターをにわかに勉強して、これで、一通りの知識をノートに整理しました。また、どうしても、熱力学に関係する部分が完全には理解できないので、「単位が取れる熱力学ノート」(講談社)という大学生向けの(易しめの)本を一冊読み、第26回(平成18年8月)の試験を受験しました。

 さすがに不合格でしたが、一般知識、専門知識ともあと一息というところまで行ったのに気をよくして、更に学習ノートを充実させて、続いて27回を受験し、一般知識の方が合格になりました。
こうなると、一般知識の試験が免除されるあと2回の間には合格してしまいたいという欲が出てきて、もう少しきちんとした勉強をしてみようと思い立ちました。特に、実技の方は、問題を読んだことすらなかった(いつも午前中で退出していた)ので教科書として定評のある「天気予報の技術」(天気予報技術研究会編)を買って読んでみました。また、過去問を少し調べてみましたが、とても独学では合格できそうもないことが分かり、通信教育を色々と調べました。いくつかの案内書を読みましたが、内容の充実振り、実績いずれも「ダントツ」と思われたハレックスの講座を受講することにしました。平成19年3月のことです。また、どうしても通常の参考書だけでは必要範囲が網羅できないような気がしたので、タイロス社の「CD-ROM気象予報士試験 解答と解説」を購入しました。
これは、決して安いものではありませんが、学科、実技の過去問全てと丁寧な解説があり、効率的な学習に役立ちました。学科の専門知識にまだ合格しておりませんでしたが、実技の勉強をすればある程度学科の勉強にもなると思い、毎週1問を目標に、まず通信教育に専念しました。全く未知の世界に関する勉強でもあり、大変苦戦しましたが、実に丁寧な添削指導もあって、全問を終わらせる頃には、何となく勘所のようなものが分かってきました。本当であれば7月に行われた直前のスクーリングに参加するのが良かったのですが、3日も休みをつぶすのがもったいないような気がして教材だけを購入しました。(とても立派な教材でしたが、やはり、読むだけではなかなか頭に入りきりませんでした。)また、いつも法令関係のできが悪いので、この部分は、手書きでかなり細かいノートを作り、直前まで勉強しました。この結果、今度は専門知識に合格はしましたが、実技は不合格でした。なにしろ、実技試験には初めての挑戦であり、時間は足らないは、不注意のミスはやたら多いはで、一筋縄では合格できないことがよく分かりました。

 しかし、チャンスはあと1回。今後は、迷わず平成19年12月に行われたハレックスのスクーリングに参加しました。これは、効果絶大で、今までバラバラに理解していたことが体系的に理解できました。色々と納得のいかなかった点が、それぞれつながってすっきりしたことを覚えています。
最後の1ヶ月は、時間配分の練習をかねて過去問に挑戦し、また、なかなか覚えきれなかった天気図記号等の整理に費やしました。
そしてついに合格できたわけですが、これには、スクーリングに於ける講師の皆さんの実践的アドバイスと、合格体験談が非常に役に立ちました。
講師の方々の、「問題とけんかしてはいけない(求められていることを素直に淡々と回答する)」、「不注意によるミスは絶対に避けよ」というアドバイスと、前回の試験に合格された方からの「とにかく集中力を切らしてはいけない、あきらめてもいけない。」というアドバイスが、実際の試験でどれだけ役に立ったか分かりません。(もう一つ、不足しがちな「解答時間」を有効に活用するため、経過時間が分かる「ダイバーズウォッチ」も結構役に立ちました。)

以上が、小生のつたない合格体験談です。普通のサラリーマンとして仕事をしながらの勉強であり、50歳代半ばを過ぎて記憶力にも翳りが見える中で、それほど多くの時間を割けるわけではなかったこと、さらには、また、全くの未経験の分野への挑戦でありましたが、ハレックスの通信教育やスクーリングのようなすぐれたサポートシステムと地道な努力があれば合格できるという小生の経験が、少しでも他の方々のお役に立てば幸いです。

 

(4)Y.K さんによる体験談:

 気象業界で働きたい→気象予報士を取りたい、という思いで資格試験の勉強をしたものの、現場で働いていないために「専門」に出題される様な問題に疎く、どのように対策をとればいいのか案じていました。
そんな時に「専門」に特化した授業をハレックスが開催していることを知り、申込みました。試験問題の予想問題を解き、○の問題の分野については自信をもち、×の問題の分野に関しては徹底的に復習をしました。
気象学を学生時代に履修したので「一般」に関する分野は自学が可能でしたが「専門」は書籍を購入しても、チンプンカンプンな分野があり、とても不安でしたが直前講座を受講して不安を払拭し、それを“コレだけやったのだから大丈夫だ”と思える状況まで自分を追い込みました。実技問題に関しては、過去問をきっちりとこなし、言い回しなどを暗記するようにしました。更に出題パターンがあるので「○○の時は、××を問われるはずだ」と質問を予想する程度まで学習しました。「敵を知れば勝てる」と思います。

 

(5)I.T さんによる体験談:

 合格するために最も重要であることは、勉強することです。そして、勉強以外にすることを減らすことです。例えば毎週買っている漫画雑誌があるのであれば、合格後に単行本で読むことにし、毎月一回映画を観に行っているのであれば、合格後にレンタルで観賞し、好きな歌手のライブに行きたいのであれば、5年後には消えていると思い込み、諦めることにする。このように趣味に費やす時間をなくします。そして、常に参考書を携帯して、時間が空いたら読むようにする。この位、徹底しました。

 そして、一日に出来ると思われる量より少し多めに計画を立て、何としても終わらせるようにする。こうしないと無駄なことを考える時間ができてしまい、合格できないのではないかという負の考えが頭をよぎり疑心暗鬼になります。逆に考えれば疑心暗鬼になるということは勉強が足りない証拠です。
よく「一般知識と専門知識は合格するのに実技試験に合格しない」と聞くが、実技試験はキーワード抽出のコツさえ掴めば合格できます。そのためには、一般知識と専門知識は免除された後も勉強した方が良いと思います。 参考書は何冊も読む。同じことが違った表現で書いてあると、理解していると思っていたことも間違って理解していた、と気付かされるという事があるからです。
また、参考書自体が間違っていた場合には致命的となるからです。実際、単位が間違っていることがよくあります。過去問題は至極重要で、特に解説に書いてあることを完全に理解できるまで何度も繰り返した方が良いです。何度目か分からなくなるまで繰り返しました。諦めない信念も重要です。一般・専門の免除期間が切れた時が一番危険です。諦めないようにするためには、知り合いに気象予報士になると宣言することで言ってしまった手前、合格しないと自分自身が嘘をついているみたいになって、引っ込みが効かなくなります。また、諦めたと言うのも負けたみたいでとても言い出し辛いものです。
合格して本当に良かった。

 

(6)及川 伸 さん(会社員)による体験談:

 平成20年3月7日、私にとって忘れられない日になった。それは、気象予報士試験に完全合格した通知が来たからだ。13回目の受験でのことであった。気が付けば、初受験から丁度7年の月日が経っていた。これから合格までの過程を記す。

 私は合格するまで13回受験をした。そのうちの6回は、学科試験の一般と専門分野が両方免除というシード権付きで試験に臨んだ。でもなかなか合格することが出来なかった。そこで19年第1回目の試験の結果が来た後、勉強の計画(逐次修正)を立てて、ほぼ計画通りに行う事が出来た。まずは、基礎力を付けることが先決と考えて10月中旬から11月中旬にかけてハレックスの通信講座テキスト「実技の基礎」とオーム社の「気象予報士試験・実技編」を教材にした。分からない所があったら、ノートに書きとめたり、例題を解いたりした。その次の11月中旬から下旬までハレックスの通信講座テキスト「実技の事例による解説」を教材にした。また、それと平行して東京堂出版の「気象予報士試験・数式問題解説集」を利用した。(実技の過去問を解くのに集中しすぎてしまい、終了したのが翌年の1月下旬であった。)また、力試しに時々、東京堂出版の「模試解答と解説」を利用していた。大体この時期はもっぱら基礎固めに時間を費やすようにしていた。

 さて、12月からは「模範解答と解説」を主体的に解くように心掛けた。大体過去5年間程度の問題を全て解けるように何回も行った。平日は毎日2時間ずつ時間を計りながら解答をしつつ解説に目を通した。そのようにしているうちに問題1つを平均して57分位で解けるようになっていた。たまに前線解析や等圧線解析で時間がかかることがあったが、制限時間におさめることができた。それを試験直前の1月26日までやっていた。加えてナツメ社「気象予報士試験例題集」で、過去5年間になかった問題を解答した。テーマが記されていたので分かりやすかった。また、学科知識の復習としてオーム社の「気象予報士試験・学科編」も並行して勉強した。あと、12月中旬に届けられた、冬期スクーリング教材を解答し解説も理解する事を念頭において勉強した。以上、受験までこのような勉強を行ってきたが、教材面では、「模範解答と解説」と冬期スクーリング問題集が役に立った。まず、「模範解答と解説」であるが基礎的な事柄が細かく書かれ、特に前線解析の解説はとても分かりやすく、解説を全て読み通して解答と合わせいくのは大変ではあったが、短い時間で頭に入れることが出来た。もう一つ、冬期スクーリング教材の内容が刺激的で、資料も近年のものを使用し、解説も分かりやすく今までやってきた勉強の総仕上げにはもってこいであった。レベルの高い問題もあったが解説を読み返すことにより理解できた。これら2つの教材をうまく利用できたので合格出来たと私は思う。

最後に、私は仕事をしながら受験したので、勉強する時間に制限を受けていた。(平日は2時間。休日は4~6時間程度、試験前の休日は7~8時間。)それにも関わらず合格できたのはやはり、大雑把でもいいから明確な学習計画を立てるべきである。自分の今やるべき勉強の優先度を明確にしておけば、勉強の方向性が見えてくると思う。私の場合は、基礎固め~過去問を解くという流れであった。これから勉強を始める人はとにかく計画を作る事が先決である。それが合格への近道だと私は思う。皆、諦めずに頑張れ!“諦めなければ夢は叶う”

 

(7)K・Y さんによる体験談:

 気象予報士試験合格に至るまでのポイントとして一つ挙げますと、学科試験対策にしても実技試験対策にしても問題を数多く解いてみることにあるでしょう。
それによりしっかり基礎学力が固められ、また弱点が明らかになることによってその部分を重点的に学習することで更なる実力アップにつながることになるでしょう。
更に出題の形式に慣れることにもなりますので併せて有益であるといえるでしょう。
私の場合、学科試験対策は市販の参考書や問題集(繰り返し解いてみる)で対応して合格することができましたが、実技試験の方は、記述式であるため、その対策としては自分の記述した解答を専門家である講師の方々に添削していただくことが肝要であると考え、ハレックスの通信講座(実技)を受講したのであります。

 添削課題に解答し、後日返却されてくる答案には懇切丁寧に解説・指導が付されていますので、これをしっかり復習することにより、自分が記述した解答において不足していた部分や誤っていた着眼点などをきちんと補正することができます。他に、市販の問題集にも着手して問題に慣れるように心掛けました。
結局、実技試験対策においても同じ問題でも一度だけではなく反復して解いてみることで同じ類の問題に対する主題者側の意図を把握できるようになり、よって模範解答の記述にさらに近づく技術が身に付くことにもなるでしょう。

 私としては以上のような学習方法により、この度、合格することが出来てとても喜ばしく思っています。そして、ハレックスの通信講座のお陰であるものと感謝しています。どうもありがとうございました。

 

(8)F・H さんによる体験談:

 私が一番お薦めする勉強方法は、実技の方から勉強するということです。
実は、実技の中に学科の答えが沢山含まれており、実技の理解が深まってくれば、学科は最悪1週間の短期集中で大丈夫だと思います。私は仕事の都合上、学校に通えなかったので、全て独学でしたが、そういう方には、実技から始めるという勉強法が本当にお薦めだと思いました。

 そして、最後にハレックスの通信講座。
本当は順序立てて添削してもらわなければいけないのですが、私は試験の1ヶ月ちょっと前から一気に送りました。先生方には、とっても迷惑をかけましたがお陰で最後の総まとめになって何とか実技試験を乗り切れました。
あと、勉強以外に必要なのが、毎日天気に触れることです。試験に出るのは、試験がある日までの半年間の天気図であることが多いので、毎日天気図をインターネットなどで見て、解説チェックすると勉強になります。特に、特異事象に関しては出題されることが多いので気象庁や民間気象会社のそれぞれの見解を見ておくと良いと思います。そして、自分でも予報してみるのです。些細なことでもいいので自分が天気に触れなければいけない環境を作っておくことです。仕事で必要なのが一番ですがその他、何でも良いのです。例えば、自分で天気を予報して、着ていく服を前日に用意するようにするとか、とにかく毎日、気象に関わることです。

 最後に試験に落ちてもクヨクヨしないことです。学科に合格しても猶予が1年しかないので振り出しに戻る方も沢山いますが学科より実技の方が数倍難しいです。振り出しに戻るリスクを考えたら、やはり大変かもしれませんが実技から始めた方が私は良いと思います。

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