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フジテック株式会社 様

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フジテック株式会社
写真左から:フジテック株式会社 太田様、武久様、三木様
お客様の課題
全国のエレベータ・エスカレータを24時間365日体制で遠隔監視する中、地震や台風などの災害時には多数の設備が同時に停止。迅速な復旧対応と、現場・センター・管理者および経営層が同じ情報をもとに判断できる体制の構築が求められていた。
導入製品と効果
Google Maps Platform をベースに、ハレックスの気象データ「HalexSmart!」を連携した「All on Maps」を導入。設備情報と気象リスクを地図上で一元的に“見える化”することで、災害時の復旧判断の迅速化と人員配置の最適化を実現。
判断課題
設備・運用
業種
製造業
導入ソリューション
HalexSmart!

「災害時に“どこで何が起きているか”を即座に把握し、現場・センター・管理者および経営層が同じ情報を見ながら判断できる仕組みが必要でした。」

フジテック株式会社
デジタルイノベーション本部
システム管理部 主事 三木 治雄様

「HalexSmart! のAPIは扱いやすく、地図との連携もスムーズ。災害対応の現場判断を力強く支えています。」

フジテック株式会社
デジタルイノベーション本部
システム管理部 武久 康太様

「復旧状況をリアルタイムで可視化することで、現場とセンターの連携が格段にスピードアップしました。」

フジテック株式会社
国内事業本部
セーフネットセンター センター長 太田 英治様

「地図と気象の融合が、災害対応の質を大きく変えると実感しています。」

株式会社ゴーガ
営業
GISスペシャリスト 川畑 駿介様

「地図×気象」で支える災害対応
──フジテック株式会社の“All on Maps”が変えた現場対応

“人命を預かる重要な社会インフラ”としてのエレベータ・エスカレータの使命を胸に、保守・運用の最前線で技術革新を続けるフジテック株式会社様。 世界各地に昇降機を展開し、災害時にも安定的な稼働と安全確保を実現するため、日々、技術の進化に取り組まれています。

その中核をなす遠隔監視とコールセンター機能に、気象データを融合して、地図上に表現したのが統合地図システム「All on Maps」です。Google Maps Platformの導入を支援したゴーガ社と、気象データを提供するハレックスが技術面から連携し、構想の実現と発展を支えています。

今回は、統合地図システム「All on Maps」を牽引された三木治雄様(デジタルイノベーション本部 システム管理部 主事)、技術実装を担った武久康太様(デジタルイノベーション本部 システム管理部)、そして現場監視を統括する太田英治様(国内事業本部 セーフネットセンター センター長)に、導入の背景や効果、そして今後の展望についてお話を伺いました。

【導入背景】“安全・安心”を支える情報基盤を構築したい

フジテックでは、365日24時間体制で全国のエレベータ・エスカレータを遠隔監視しています。
しかし、地震や台風などの災害時には、数千台規模の設備が一斉に停止することもあり、迅速な復旧対応が求められていました。
「災害時に“どこで何が起きているか”を即座に把握し、現場・セーフネットセンター・管理者および経営層が同じ情報を見ながら判断できる仕組みが必要でした」(三木様)

こうした課題を受けて、2015年に「All on Maps」構想がスタート。
地図上に物件情報や保守情報、気象情報を重ね、すべてを“見える化”する取り組みが始まりました。

【導入の決め手】“見える化”から“判断支援”へ──気象データの力

導入初期は、紙の地図を印刷して持ち歩くなど、アナログな対応が主流でした。
しかし、Google Maps Platformとハレックスの地震データを組み合わせることで、状況は一変します。

「地震発生時には、保守員のスマホやセーフネットセンター、管理者および経営層に自動で情報が共有され、復旧状況がリアルタイムで可視化されます。赤から青に変わる地図の色で、復旧の進捗を視覚的に把握できるようになりました」(太田様)
また、台風や水害などの予測可能な災害に対しても、事前にエレベータを最上階に退避させるなどの対策が可能になり、被害の最小化に貢献しています。

【技術面の工夫】APIの使いやすさが導入を後押し

「気象情報を地図上に重ねて可視化する際、ハレックスのAPI(HalexSmart!)は、扱いやすい仕様と豊富なサンプルコードに加え、GISや業務アプリケーションとの連携に適したタイル形式・GeoJSON形式での出力にも対応しており、システムへの統合も短期間で実現できました。精度の高いリアルタイム気象データと合わせて、災害対応の現場判断を力強く支えています」(武久様)

【導入効果】現場・セーフネットセンター・管理者および経営層が“同じ画面”で判断できる強み

「All on Maps」の最大の特長は、現場・セーフネットセンター・管理者および経営層の三者が同じ画面を見ながら判断できる点です。

従来はExcelやリストでの管理でしたが、地図上で色分けされた情報を見ることで、復旧の優先順位や人員配置の判断が格段にしやすくなりました。

また、気象データと雷の影響で浸水や停電等が発生している可能性が高いエリアを判断することで、被害を低減するための予防策を施すことが可能です。

【今後の展望】未来を見据えて:さらなる進化へ

現在は、停電情報のリアルタイム取得や、海外への展開を視野に、さらなるシステム拡張を計画中です。

将来的には、気象データと交通インフラ情報を組み合わせて、より安全で効率的な復旧ルートの提案や、AIによる災害予測も視野に入れています。

私たちが目指すのは、単なる監視ではなく、“災害対応のための総合情報基盤”です(三木様)
フジテック様の挑戦は、「All on Maps」の未来とともに、現場力と情報力を融合させた、新しい災害対策のかたちを提案するものです。さらなる進化に、ぜひご注目ください。

株式会社ゴーガ 川畑様が語る、地図ソリューションの視点から見た「All on Maps」

Google Maps Platform のプレミアパートナーである株式会社ゴーガは、地図ソリューションの専門企業として、さまざまな業界における空間情報の活用を支援してきました。今回のフジテック様とのプロジェクトでは、災害時の迅速な判断と対応を支える統合地図システム「All on Maps」の実現に向けて、Google Maps Platform の導入支援と気象データの統合を担当しました。

【開発のきっかけ】“気象リスクを地図で直感的に把握したい”という現場の声

フジテック様の地図システムを支援する中で、同社から「大雨・台風・雷などの気象リスクを、設備情報と重ねて地図上で可視化したい」というご相談をいただきました。 災害時における設備の停止や復旧対応を迅速に行うためには、リアルタイムでの情報共有と、直感的な判断が可能なUIが求められていました。

【選定理由】HalexSmart! の柔軟性と親和性

複数の気象データベンダーを比較検討する中で、ゴーガが提案したのが、GIS向けの気象データ「HalexSmart!」です。このデータは、フジテック様の既存の地図システムとの親和性が高く、タイル形式やGeoJSON形式での出力に対応しているため、スムーズな統合が可能でした。

「HalexSmart! は、API連携のしやすさや、地点ごとの粒度の細かさ、気象警報の種別など、地図との相性が非常に良く、導入の技術的ハードルも低かったです」(川畑様)

【連携の印象】パートナーとしての信頼と柔軟な対応

ハレックスとの連携についても、ゴーガは高く評価しています。営業・技術の両面で密なコミュニケーションが取れ、API仕様や更新頻度に関する相談にも迅速に対応してもらえたことで、安心して開発を進めることができたといいます。

【今後の展望】“地図×気象”がもたらす災害対応の進化

今後もフジテック様とのパートナーシップを通じて、災害時の判断支援に貢献する地図ソリューションの進化を支えていきたいと語る川畑様。

「私たちゴーガは、Google Maps Platform の導入支援やクラウドサービスの提供を通じて、より多くの現場に“地図×気象”の価値を届けていきたいと考えています」

【ゴーガの事業概要】 株式会社ゴーガは、Google Maps Platform を活用した地図システム開発を得意とし、Google Cloud プレミアパートナーとしてアジアNo.1パートナーの受賞歴を持ちます。 主な事業は以下の通りです: - Google Maps Platform の導入支援 - 店舗検索システム「GOGA Store Locator」などのクラウドサービス展開 - エリアマーケティング、営業支援、災害対策などの地図システム受託開発
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