新サービス「気象災害リスクモニタリングシステム~HalexForesight!®~」のご案内

2021年8月2日
株式会社ハレックス

株式会社ハレックスは、2021年8月よリ「気象情報をリスクとして可視化」し、「気象に明るくない私でもわかる!動ける!」を叶える気象防災支援サービス「HalexForesight!®」の提供を開始いたします。

■「気象に明るくない私でもわかる!動ける!」を叶えるための基本コンセプト■
>専門知識がないと読み解くことが難しく、解釈に迷う気象情報を分かり易く可視化すること
>システムにより、複数の任意地点の予測データを網羅的に自動監視し、見逃しを防止すること


災害を伴うシビアな気象現象の発現時、あらゆる気象情報が矢継ぎ早に発表されるなか、それが自分にとってどんな事態が差し迫ることを知らせるものなのか、その解釈には気象情報の非常に深い理解が必要不可欠です。
多くの方々が直面してきた「判断できない!だから動けない!」という問題の解決に向け、ハレックスは「気象情報をあなたのために読み解き、把握を助け、報知する」をひとつのサービスに仕立て上げました。
NTTデータグループに属する当社ならではの高い処理技術で実現する数々の「Only for you」が、あなたの防災を力強く支援いたします。

背景

日本では、ここ数年の間に線状降水帯や台風に伴う豪雨災害が頻発し、殊に令和元年台風19号によってもたらされた甚大な被害が記憶に新しいところです。このような豪雨はこの先も高い頻度で発生することが見込まれ、これまで以上に多発が想定される気象災害への対策を講じることが喫緊の課題になりつつあります。
大規模な気象災害に対する危機感は日本だけに留まらず、世界中で急激な高まりを見せています。その結果、気候変動リスクがビジネスの仕組みに取り込まれはじめるなど、公共政策的なマクロな災害対策だけを考えればよかった時代から、各々の企業が自らに最適な危機管理策を講じなければ生き残れない時代へと、今まさに移り変わっているところです。
こうした変化にいち早く適応するお客様のニーズに応え、自然災害に関わる気象情報をリスクとして可視化し、危険を見逃さずに分かり易く認識することのできる統合監視ソリューション「HalexForesight!」のサービス提供を開始しました。
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閲覧画面イメージ 左エリアには監視地点のRiskを一覧表示、右エリアではRiskの面的な広がりを地図上に表示

概要(特徴)

HalexForesight! では、Risk/Viewer/Trigger の3つを軸にサービスを構成しています。

Risk(リスク)
✓「情報」ではなく、”あなたの求める基準※”で導き出したRiskとして提供。(※あなたの守りたい場所/守りたい目的に応じて事前調査を実施のうえ適宜設定いたします)
✓気象情報を”あなたにとってのRisk”として読み解く独自の「活用ノウハウ」を、当社の「スゴ技」でシステム化。
✓「発表された情報の伝える内容が、自分にとって警戒が必要なものなのか否かが判断出来ない!」という課題をスッキリ解決いたします。
特徴的な機能
●「業務課題の解決」という明確な目的志向の下、監視要素のうち土砂災害危険度、浸水危険度、洪水危険度は、 気象庁のホームページから得られる範囲より長い6時間先までの監視が可能。
●システムにより、複数の任意地点の予測データを網羅的に自動監視し、見逃しを防止することが可能。

 

Viewer(ビューワー)
✓読み解かれたRiskを様々な角度から多面的に把握・確認することを助ける、他に類を見ない視覚化ツール(Viewer)を用意。
✓「自身にとってRiskとして読み解かれた気象データを、自分なりに腑に落ちる形で確認したい!」という要望に全力でお応えいたします。
特徴的な機能
●読み解かれたRiskの面的な広がりを地図上に重ねたり、ピンポイントの情報を時系列で表現するなど、分布や推移を俯瞰できる機能に加え、自身の見たい情報・地点そして表示方法まで、自由に設定可能。

 

Trigger(トリガー)
✓Riskを検知した際には、始動のTriggerを発出。
✓ Triggerは、サイト上での「アラート表示」と、メールを活用した「アラート通知」の2種。
✓判断を助ける細やかな工夫を各所に盛り込み、「いつ?どう動く?」の不安を解消し、「今!こう動く!」を実現いたします。
特徴的な機能
●アラートに紐づく防災行動をお客様ごとに自由に作文でき、メール通知文に付記することが可能。


その他、オプションサービスとして本サービスを含む気象に関する疑問や質問については、当社予報センタ(メンバーはすべて気象予報士)が24時間いつでも応対するサポート体制を用意。

今後について

HalexForesight!を重点ソリューションとして位置づけ、モバイル版サービスの提供(年内リリース予定)や、よりお客様のニーズに合った機能やコンテンツの追求など、商品価値の一層の向上を図ってまいります。
また、IT×気象のリーディングカンパニーとして、NTTグループ及びNTTデータグループの技術力と総合力を活用し、気象災害リスクに関わるあらゆるニーズにもお応えすることを通じて、ESGやSDGsに貢献してまいります。

関連リンク

「HalexForesight!」のサービス概要
 https://www.halex.co.jp/service/index/foresight.html


※「HalexForesight!」は日本国内における株式会社ハレックスの登録商標です。


本件に関するお問い合わせ先

■報道関係のお問い合わせ先
株式会社ハレックス
Tel:03-5420-4311
info_weather278@halex.jp
■製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社ハレックス
Tel:03-5420-4313
info_weather278@halex.jp