気象予報士の資格を取る「気象予報士通信講座」

FAQ 気象予報士資格について

FAQ 気象予報士試験について

-「気象予報士試験」ってどんな試験なの?

受験者の年齢・学歴不問の国家資格試験です。近年では、試験は年2回実施され、1回の試験で約5,000人が受験申込を行っています。合格率は5%前後です。

試験は、学科試験2科目(一般知識・専門知識)と、実技試験2科目で構成されています。
学科試験はマークシート方式で、各15問の設問はすべて5つの選択肢から答えを選ぶようになっています。試験時間は60分のため、1問4分で解かなければなりません。
実技試験は、実際の天気図類を見ながら設問に答える記述式です。天気を予報する技術が要求されますが、きちんと筋道をたてて勉強すれば身につけられる技術です。各75分という制限時間の中で設問の意図に合うキーワードを見つけることがポイントとなります。

どんな試験問題なのかをお知りになりたい方は、東京堂出版より各回の試験ごとに「模範解答と解説」が出版されています。書店で探してみて下さい。

-試験の合格ラインは?

学科試験は、一般知識と専門知識の2科目で構成されており、いずれも15問中11問以上の正答が合格基準となります。学科試験2科目共に合格しなければ実技試験の答案は採点されません。
学科2科目に合格すると実技試験の採点となります。実技試験は、全体の7割の得点が合格基準となります。

なお、合格基準は上記基準を基に、各回の試験における平均点によって調整されることがあります。詳細は、試験実施機関である気象業務支援センターのホームページでご確認下さい。

-1回で全科目受からなくてはいけないの?

いいえ、大丈夫です。実技試験が不合格でも、学科試験(一般知識あるいは専門知識)が合格していれば、それぞれの合格通知が本人に届きます。学科試験に合格すれば1年間有効で、次の試験では不合格だった科目だけ受験すればよいのです。

-気象予報士の資格を取ったら、何ができるの?

この資格はいろいろな方面での活用が見込まれ、これからの時代を生きていく上で役立つ未来志向型の資格の一つです。職業としては、お天気会社での天気予報からマスコミ関連の会社やテレビ局、ラジオ局での天気予報が担当できます。また、防災関連の仕事やウェザーキャスターを兼ねたアナウンサーにも望まれることが多く、特に今後は地方局やFM局でのニーズの増加が見込まれます。さらに、一般の会社や地域社会でのこの資格の活用も今後期待されています。