気象予報士の資格を取る「気象予報士通信講座」
第23回(平成16年度第2回)気象予報士試験合格者による体験談
合格体験記
当社に寄せられた最新の合格体験談を、随時、追加して記載します。
- (1) S.G. さん(大学生)
- (2) K.K. さん
- (3) N.H. さん(公務員)
- (4) S.Y さん
- (5) 佐藤麻知子 さん
- (6) 山口奈津子 さん(仮名)(ウェザーキャスター)
(1) S.G. さん(大学生)による体験談:
お陰さまで気象予報士試験に合格することができました。
試験勉強は、はじめは独学でやっていたのですが、一人でやっていると、どうしても一人よがりの解答で満足してしまうので、ハレックスの講座は大変役にたちました。通信講座では懇切丁寧な添削で、教材の質もよく、とても勉強になりました。
予報士試験は学科は受かっても、なかなか実技は難しく苦労しましたが、教材を何度も繰返し勉強することで、力がついたと思います。
直前講座も受講しましたが、先生方の話を聞いて自分の穴を見つけることができ、弱点克服に役立ちました。
ありがとうございました。
(2) K.K. さんによる体験談:
第18回目試験から6回の挑戦でようやく合格することができました。
私は第19回までの2回は独学でやってきましたが、実技の壁を感じていたとき、ハレックスさんの実技講座を知り受講することにしました。
教材が届いて、さあこれから頑張るぞと意気込みはよかったのですが、始めてみると解らない事が多く、正直なところ途中で投げ出したくなったこともたびたびありました。
しかしその都度、講師の皆様の質問に対する丁寧な解説、添削に励まされどうにか講座を終了させることができました。講師の皆様ありがとうございます。
直前対策スクーリングにも参加させてもらいましたが、これは講師陣の皆様と直接話ができ、また合格者の体験談も聞くことができ非常に有意義でした。
講座終了直後の第20回試験はこれだけやったのだからと自信を持って臨みましたが、残念ながら不合格。さらに第21回は学科一般を落とし、第22回は全科目受検で学科は合格でしたが、実技でまたもや不合格でした。
第23回を受験するに当たっては、今までのことを反省し、初心に戻り、本講座テキスト、添削の見直しと過去8回分の問題を実践形式で反復しておこないました。
何回も反復して行っていると解答を暗記してしまいますが、逆に設問のパターン、設問と解答の関係がはっきり見えてきたような気がします。
試験が終わった時、ある程度自信が有ったのですが、センターの模範解答を見るとだんだん不安になってきました。発表当日、恐る恐るセンターのホームページをのぞくと私の受験番号が掲載されているではないですか。もう嬉しくて、嬉しくてその日は仕事が手に付きませんでした。これからも勉強を続け、内容を伴った気象予報士になりたいと思っています。
すんなりとはいきませんでしたが、本講座のおかげで合格できたと感謝しています。
改めまして、講師、スタッフの皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
(3) N.H. さん(公務員)による体験談:
私はユーキャンの通信講座から本格的な勉強を始めました。約1年で学科と実技の講座を終了し気象予報士試験に初めて臨みました。結果は学科の一般と専門のみ合格でした。実技は初めから捨てていましたので計算どおりでした。学科免除で楽観的に挑んだ2回目の試験結果は散々たるものでした。ユーキャンでは限界があるとつくづく感じた私は、ハレックスの通信講座で実技を勉強してみることにしました。
ハレックスの演習問題は非常に難しく、解き方のしおりを見てようやく答えられる状態でした。気象業務支援センターから発表される実技試験の解答例はホント易しい文章であるため、実技試験をナメていたこともあって、ハレックスの演習を丸暗記する形で3回目の試験に挑みました。結果もちろん不合格。とうとう学科免除もなくなり、もうあきらめようかと感じ初めていました。
しかし、ここまで来た以上はやめるわけにはいかない! 半ば意地で、学科から勉強を再スタートしました。ユーキャンのテキストで復習して、学科の両科目合格をめざし4回目の試験に挑みましたが、専門のみ合格。一般が不合格の原因は、大嫌いな熱力学と大気力学の問題が多く出題されたことにありました。これを克服するため、「最新天気予報の技術」を徹底的に読みました。5回目の試験は、一般が合格!学科免除となり、実技に専念する環境が整いました。
またのチャンス到来!私はハレックスの演習問題を復習しました。そして、試験1ヶ月前にハレックスのスクーリングに参加しました。そのとき合格者の方の体験談が合格へのきっかけとなりました。それは過去問題を研究することでした。過去問の解答例の文章と自分の文章を見比べたり、苦手なイサローバル解析を何度もやってみました。
6回目の試験は、ヤマがはずれて台風が出題されたり、時間がたりなくて解答が中途半端になるなど大失敗だと思ってました。しかし、結果はみごと合格!やはり決め手は、過去問を解いて研究してみることでした。6回で合格できたことはラッキーだと思っています。受験生の方々には、過去問を解いて研究してみることをぜひおすすめしたいです。理系の大学を卒業していなくても合格できます。
(4) S.Y さんによる体験談:
最初に合格通知書を(正式に合格証明書)を見たときは正直自分の目を疑い、「エー!」と大声をあげてしまった。
私が気象予報士を目指したのは2年前の正月だった。文系の社会人という大きなハンデに不安はあったが、絶対に合格するという気持ちで他社通信教育の申込書を書いた。
会社から帰り、夕食までのわずかな時間が学習タイムだ。夕食は家族と一緒にとり、大好きなお酒を呑むのでその後の勉強は無理。これではあの難関試験に合格できるはずが無いので、用事がない休日は図書館にこもった。だが、妻や小さい子供との外出や近所付き合いは最優先した。
1年間添削を受け、最初の試験(1月)に臨んだが結果は専門学科のみ合格という散々な結果。特に実技は自分の実力不足がはっきりとわかった。そこで実技は別の通信教育を探すことにし、体験記などを参考に「ハレックス」の実技講座を申し込んだ。
だが、仕事の都合で8月の試験前は忙しいので十分な勉強ができない。そこで8月は一般学科を確実に取りにいく作戦とし、実技講座には全く手を着けずに学科試験一本に絞った。結果はなんとか合格。そして試験の翌日からやっと実技講座を開始。1ヶ月3問の超ハイペースで添削問題をこなした。この頃からお酒を少々控えるようになり、頭は完全に気象予報士モードに切り替わった。
添削問題や過去問は3回以上復習し、問題を読めばある程度解答が浮かぶようにトレーニングした。そして直前に1番重視したのはイメージトレーニングである。試験当日の朝からの自身の行動を何度も思い描き、試験に対する心の準備を完了しておく。実技は時間との勝負のため、着席後は試験に全精力を注ぐのみの状態にするのが目的だ。最近は出題傾向が変わってきているが、どんな問題が出ても慌てず着実に解答用紙を埋めていくことが大事。
こうして3回目で合格し、今はおいしいお酒をいただいている。ありがとうございました。
(5) 佐藤麻知子 さんによる体験談:
中学生の時から憧れ続け、大学卒業後にやっと夢を実現。今思うと、よくここまで気象予報士に対する想いを持ち続けられたと私自身、驚いています。
初めは、気象の勉強をどう始めていいのか分からず、資格取得のための本を読みあさり、「気象の大百科」を買いました。ところが、ここですでに苦手意識を強く持ってしまったのです。分からない、見たこともない数式や言葉、私にできるはずがないと思ってしまったのです。
でも、月日が経ち、もう一度向き合ってみることにしました。そこでハレックスの教材を使うことにしたのです。教材はとてもまとまっていて、気象の大百科の何分の一かというぐらいで、なんとなく手をつけやすい気がして勉強を始めました。一般知識に関しては、教材だけでなく、一般気象学という本を中心に勉強し、そのまとめとして教材を使ったほうが良いと思います。専門知識については、暗記が主なので、教材を暗記して対応できました。
一回目の試験では、専門知識のみの合格。私にとって最も苦労したのは一般知識です。暗記ではなく、理屈、なぜそうなるかというところを全てにおいて考えていかなければ、試験には対応できません。でも、逆に言うと、その考え方が身についてしまえばどんな問題も解いていくことができます。また、その方が勉強していて楽しいのです。
その後、大学の活動が忙しく、9ヶ月ぐらいブランクがあって2度目の試験は不合格。専門知識の試験免除期限も切れ、またやり直し。ここで気持ちを入れかえて、1年で合格する、予報しになる!と決意し、秋田の民間気象会社で開いている講座に通いました。合格プランとして、1回目は、学科合格、2回目は実技合格を目指しました。
この1年間は友達と遊ぶ機会をけずって勉強しました。仕事をしながら勉強することは、予想以上に大変でしたが、休みの日に集中して勉強しました。
予定通り学科合格。2回目で実技の試験を受けた後、「合格できないな」と落ち込んで帰ってきました。100%不合格だと思っていました。ところが、合格発表日、郵便受けを見ると、いつものハガキ。開けてみると合格。しばらくの間、じーっと見ていました。今まで生きてきて、ベスト3に入るぐらい、とにかく最高の気分でした。
(6) 山口奈津子 さん(仮名)(ウェザーキャスター)による体験談:
『自分の意志と沢山の人達に支えられて実現した合格』
私の夢は、たくさんの人達に、私の声、表情、全ての表現力を用いて気象情報を伝えること。わかりやすい天気予報、空が好きになる天気の豆知識、生活に密着した天気情報、そしていつ起こるかわからない気象災害に対しての防災情報など、とにかく様々な切り口から、私らしく伝えたい!そう思っています。
そのために、TVで伝えるということを学ぶのはもちろん、気象予報士の資格を必ず早いうちに取らなくてはならないと思い、勉強を始めました。大学時代に具体的な夢を描きまず放送業界へ就職することに専念!まだこの時は勉強していませんでした。
就職活動に絞って力を入れたおかげなのか、何とか放送業界に足を踏み入れることができました。そして花を咲かせてくれます。私は今回それをつくづく感じました。皆さんの合格を心から願っています!
社会人生活がスタートしました。さぁここからが私の勉強のはじまりです。勉強を始めるにあたって1つ、これだけは絶対!と決めていたことがあります。それは、どんな忙しくて時間のない状況でも、ほんの10分でもいいから毎日欠かすことなく必ず勉強するということです。
仕事はとても忙しく、勉強との両立は正直かなり大変でした。寝る時間を削り、早朝に起きて勉強したり、通勤電車の中で勉強したり、気分を変えるために喫茶店で勉強したり、会社に居残りをして勉強をしたり…。とにかく色々と勉強時間を作る工夫をしました。試験勉強の内容もわからないことが多く、イライラすることがあったり、焦ったり、不安になったり…と、様々な思いと戦いながら勉強していました。この試験に私は本当に合格できるのだろうか…そんな思いに押しつぶされそうになる時もありました。
でもそんな色々な苦しみにも負けず、毎日勉強を続け、合格することができたのは、「絶対夢をかなえたい、そのためにも予報士の資格を必ずとる!」という自分の強い意志と、そして私を心から応援してくれて励ましてくれた沢山の人達のおかげです。
ハレクッスの通信添削でも、先生達に沢山の励ましの言葉を頂きました。内容の充実だけではなく、先生達の心あたたまる言葉の1つ1つに本当に感謝しています。ありがとうございました。
最後に…私は合格するまで2年という時間がかかりました。2年間、1日も欠かすことなく勉強をしました。苦労もしました。継続するということは簡単なことではありません。でもその分、合格した時の喜びは、表現のしようもないくらいとてもとても大きく素晴らしいものです。
日頃の努力はいつか必ず実を結び、そして花を咲かせてくれます。私は今回それをつくづく感じました。皆さんの合格を心から願っています!頑張ってください!