2016/04/15

大人の修学旅行2016 in城崎温泉(その2)

「のぞみ7号」は一路西に向かって走ります。外はよく晴れて、車窓には眩いほど明るい景色が広がっています。寝不足の目が痛いくらいです。まだ富士山は白く雪化粧しています。

それにしても眠い(( _ _ ))..zzzZZ 一度寝ちゃうと爆睡して京都駅を寝過ごしてしまうといけないので、ここは必死の我慢です。読みかけの本を持ってきてはいるのですが、下手に活字を目で追っていると寝ちゃいそうなので、ここは我慢我慢。こういう時に役に立つのがメールです。『大人の修学旅行』では参加者全員が「今、家を出た」とか「○○に乗った」とか「○○を通過中」、「○○と合流」といったメールをケータイで交換し合うのが定番になっています。日本地図を頭に思い浮かべながら次々に飛び込んで来るそれらのメールを読んでいると、旧友達が目的地を目指して各地から集まって来る様がイメージできて、嫌が上にも修学旅行ムードが高まってきます。昔懐かしいアダ名でお互いを呼び合いますし。(到着までに100通近くのメールが次から次に飛び交うので、携帯電話が電池切れになってしまう人が続出します。)

私は5時50分過ぎに埼京線の車内から第1報の「出発メール」を出し、その後「京浜東北線に乗り換えました」「東京駅で新幹線に乗り換えます」とメールを出してきたのですが、他の人からはなかなかメールが届きません。届き始めたのは私を乗せた「のぞみ7号」が東京駅を発車してから。そりゃあそうですよね。「のぞみ7号」の東京駅発車が6時50分、まだ皆さんお目覚めの時間じゃあありませんからね。

最初に届いたメールは京都在住のオネエからでした。受信時刻を確認すると、6時40分。私が京浜東北線で東京駅に着いて、東海道新幹線に乗り換えようとしている時のことでした。そのメールには「エッチャン、おはようさん( ´ ▽ ` )ノ やったね!♪(´ε` ) 城崎温泉で待ってま〜す( ^ ^ )/□」と顔文字満載で書かれていました。“エッチャン”、これは高校時代の私の呼び名でした。こう呼んでくれるのは高校時代の友人しかいません。“エッチャン”、こう呼ばれると、還暦を過ぎて孫までいるこんなオッサンでも、一気に馬鹿なことばっかりやっていた高校時代の“エッチャン”に戻ってしまいます。

オネエは今の私の状況を理解してくれていて、前日にも「くれぐれも無理をしないでね」と体調を気遣うメールをくれていましたから、私が無事に出発したのを知って、不時着の準備を整えて待っていますというメールをくれたのだと受け取りました。昨年は仕事上のトラブル対処のためヘロヘロになって不時着したオネエを、先に土佐久礼駅に到着して出迎えたのは私でしたから( T_T)\(^-^ )(笑)

オネエからのメールが届いた2分後の6時42分、今度は地元香川県で外科医をやっているウスキから「第2号の出発になりますね。これから琴電(高松琴平電鉄)の平木駅を出発します」というメールが届きました。7時35分には千葉県在住のショーチャンから「今、勝田台を出発しました。東京駅でマサヤ(埼玉県の東鷲宮在住。おそらく今回は1番遠くからの移動)と合流して、城崎には13時49分に到着予定です。いよいよ高校時代にタイムトリップ!!」というメールが、さらにその4分後の7時39分にはご主人の勤務の関係で現在は青森県青森市に住んでいるココさんからから「出発しました。エッチャンとは福知山で合流になるのかな? 寝過ごさずに乗り換えて来てね〜」というメールが届きました。ココさんは大阪府豊中市の自宅に戻っていて、そこからの出発のようです。

それにすぐさまレスする形で先ほどのウスキからは「ココさん、エッチャン、餘部で会いましょう。エッチャン、ココさんとの無事合流を祈っています!!」とのメールが‥‥。おっ、ココさんもウスキも餘部鉄橋を見に行くんだ。意外なことに前回の大人の修学旅行で“鉄子”であることが判明したココさんとは、昨年、次回の開催地が城崎温泉に決定した時、「一緒に餘部鉄橋を見に行こう」と約束したのでした。それに山男のウスキも来てくれるとは‥‥、嬉しいですね。はいはい、頑張って京都駅で寝過ごさないようにしますね。コーヒー飲も!(笑)( ^ω^ )

皆さん、次々と自宅を出て、城崎温泉に向かって移動を開始し始めました。本格的に『大人の修学旅行』の始まりです!

その後も続々とメールが飛び込んできます。丸亀で地元在住のキョウコさんとノリコさんと合流したウスキからは「これから瀬戸内海を渡って、まずは岡山に向かいます。今日の瀬戸内海は穏やかな春らしい表情です」というメールが。鉄子のココさんからは私に向けて「眠気覚しにプレゼント。昨日、善通寺駅で見かけた変わった作業車。枕木を敷き直すやつだって。そう言われてみれば団子虫みたいな脚がいっぱい。土を固めるハンマーみたいなのも。まずペールグリーンの色が目について、何だろうと思ったのですが、おフランス製ですってさ。時間なくて近くまで行けず、邪魔な看板がありますが、善通寺駅の証拠ということで」‥‥というメチャメチャ嬉しいメールも。ココさんは香川県善通寺市にある実家に親の様子を見に帰っていて、昨日、豊中市の自宅に戻って今日に備えていたようです。

2

皆さんの現在位置が日本地図の上に点々と見えてきました。それもそれぞれの点が様々なルートを辿りながら、確実に城崎温泉に向かって集まってきています。

そろそろ関西組も出発かな‥‥と思った8時50分過ぎに突然東京在住のユウテンからビックリするようなメールが飛び込んできました。「僕は今朝8時前に夜行バスで大阪に到着し、阿波座近くのサムハラ神社に参拝した後、喫茶店でモーニングセット(300円。感激!)をいただいています」とのこと。これには本当にビックリしました!(◎_◎;) 絶対に私が第1号の出発だとばかり思っていたのですが、それより遥か前の前夜に夜行高速バスで東京を出発していた人がいたとは(@_@) さらに上には上がいて、横浜在住のイッカクは昨日のうちに大阪に入って前泊したというメールが‥‥。そうか、その手があったか! それにしても、なんだなんだぁ〜! みんな思いっきり力(リキ)が入ってるじゃん! (その意味では、青森市から豊中に戻ってきているココさんが、本当の意味での出発第1号ではあるのですが‥‥。)

ユウテンからは「さっき、久し振りに大阪駅を訪れたのですが、大阪駅の周辺はすっかり様子が変わっていて、まるで海外のようで、迷子になりそうでした」というメールが入りました。私も昨年出張で大阪駅を利用しましたが、あまりの変貌ぶりに驚いてしまいましたし、ユウテンと同じように迷子になりそうでした。大阪大学出身のユウテンですが、学生時代当時を思い出すと今は外国、いや、別の惑星って感じがするでしょうね。

ココさんからも「私は昨日、駅ビルの上からすっかり線路を取り払われた梅田のヤードを見て、感慨深いものがありましたわ。 ちょっと歩いて、出入橋のきんつば買って来てって、冗談ですけど」という鉄子さんらしいメールが入りました。ちなみに、ユウテンはこのココさんが冗談で書いた注文を受けて、散々探し回って“出入橋のきんつば”を買ってきました(生真面目な彼らしいです)。夜、宴会後の二次会で私もいただいたのですが、“きんつば”といっても甘すぎなくて、お酒にも合います。まさに大人の“きんつば”って感じで、私は大いに気に入っちゃいました。今度出張等で大阪に行く機会があったら、ぜひお土産に購入したいと思います。大阪のお土産に最適な、実にいい商品を紹介してくれました。

今回の幹事で、神戸在住のバンタローからは9時02分に「今、神戸を出たところです。在来線を乗り継いで、13時過ぎに城崎温泉に到着予定です。皆様の到着を待っています」というメールが入りました。関西組も出発を始めたようです。それにしても神戸も城崎温泉も同じ兵庫県。同じ県内の移動なのに、4時間以上もかかるのですね。瀬戸内海側と日本海側を結ぶ交通網があまり整備されていないのだな‥‥ということを実感しました。そう言えば、城崎温泉に頻繁にカラ出張を繰り返し、号泣の辞任会見をした元兵庫県議会議員さんがいらっしゃいましたよね。あの頻繁な出張が本当なら、温泉で疲れを癒すどころか、移動だけでヘトヘトに疲れちゃいますよね(笑)

そうしたメールの頻繁なやり取りのおかげで、単独行ではありましたが「のぞみ7号」の車中ではまったく退屈することなく、また睡魔に襲われることもなく、楽しく過ごすことができました。『大人の修学旅行』は自宅を出たところから始まっていて、目的地に到着するまでの間に既に十分に盛り上がっておられるから、いつもあれだけ楽しめるのでしょうね。撮った写真も簡単に一斉同報で送れるケータイメールという便利な仕組みの登場で、旅行の楽しみ方も大いに変わってきたと実感します。


……(その3)に続きます。

執筆者

株式会社ハレックス代表取締役社長 越智正昭

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越智正昭

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