2017/08/29

なんじゃこりゃ!?(生姜の花)

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この週末、埼玉県さいたま市の我が家の庭にある家庭菜園の隅っこで、不思議な花が咲いているのを“発見”しちゃいました。これまで楽しませてくれていたキュウリやミニトマト、(失敗したけど)ズッキーニを抜いて、秋採りキュウリとブロッコリーの苗を植えていたのですが、その際、微かに甘い香りがするので、よく繁ったタイタンビカスの葉の裏を見ると、薄いオレンジ色をしたラン(蘭)のような花が咲いているのを見つけました。それも2つ。初めて見る花だけど、はて、これはなんの花だろう?

家庭菜園の一番奥には前の家の庭から持ってきたミョウガを植えていて、今年も楽しませていただいたのですが、細長い葉っぱの感じはミョウガによく似てはいるのですが、ミョウガの花は全然形が違うし(ミョウガはタケノコのようにニョキニョキと地面から伸びてくる花芽を収穫して食します)、そもそも茎の長さが大きく異なります。ミョウガは茎の長さがせいぜい30 cmほどなのに対して、こいつは1メートルほどの背丈になっています。最初はこのミョウガはやたらと元気だなぁ~…くらいに思っていたのですが、ミョウガでこの背丈はちょっと考えられません。そうこうするうちにこんな花が咲いちゃったってわけです。

ミョウガの花とは思えず、「なんの花だろう?」と思ってネットでいろいろと調べていたのですが、なかなか答えが見つからず、迷宮入りしそうになっていたのですが、その答えを近くのスーパーマーケットの野菜売り場で見つけました。その答えはなんとなんとの「生姜(ショウガ)」。野菜売り場で葉付きの生姜を売っていて、その葉っぱの形がその謎の花の葉っぱの形と非常によく似ていたので、「生姜の花」をネットで検索してみたところ、まさにこの花が出てきました。生姜って、こんな綺麗な花が咲くのですね。

Wikipedia等のネットの情報を総合的に読むと、生姜はショウガ目ショウガ科ショウガ属の多年草。熱帯アジアが原産という説が最も有力だそうなのですが、野生のショウガが発見されたことがないためショウガの原産地は厳密には不確定のようです。現存する日本最古の歴史書である『古事記』にも記載があるとのことで、日本には2~3世紀頃に中国大陸より伝わり、奈良時代には栽培が始まっていたと考えられています(ちなみに、ミョウガもショウガ目ショウガ科に属する多年草なので、葉っぱの形が似ているわけです)。

そこに面白い記述が…。「日本では花が咲くのはごく珍しい」とされているのだそうです。実際、長年生姜を育てている農家さんでさえ、生姜の花を見たことがない人が多いようです。まぁ~、生姜を生産している農家さんでは花が咲く前に収穫するという事情も考えますが…。そんな珍しい花がなんと我が家の庭で2つも咲くなんて…、とにかくビックリです。

それ以上にビックリしたのが、そもそもなんで我が家の家庭菜園で生姜が地面からはえてくるの?

生姜はミョウガと同様“根茎(地下茎)”で増えるのですが、私は生姜の根茎を家庭菜園に植えた記憶が一切ありません。生姜は“根茎(地下茎)”で増えるので、お隣りが植えている生姜の“根茎(地下茎)”が境界を越えて我が家に伸びてきたのかと思ったのですが、お隣りの御主人から「この花はなんですか?」と質問をされたくらいなので、その可能性も限りなくゼロです。

ではどうやって生えてきたのか????

非常に考えにくいことではあるのですが、もしかすると、もしかして…。2年前に家庭菜園の土壌改良に取り組んだ当初、生ゴミを大量に畑に埋めたことがあります。もしかしたら、その埋めちゃった生ゴミの中に生姜の欠片が入っていて、その生姜の欠片からなんらかの偶然が重なって“根茎(地下茎)”が伸びて、花を咲かせるまでに大きくなったとは考えられないでしょうか。昨年はまだ“根茎(地下茎)”が大きくなる前の段階だったので、花が咲くまでには至らなかったのですが、今年はある程度大きく成長したので、一気に花を咲かせるまでに成長した…ってことです。これ以外に考えられません。

とにかく謎です。まぁ~、いずれにせよ、我が家の家庭菜園の土壌改良は、いまのところ上手くいっているってことのようです。



【追記】
調べてみると、生姜の花とはちょっと違う種類のようですが、「ジンジャーリリー」という名前の植物があり、観賞用にも栽培されているようです。別名はハナシュクシャ(花縮紗)。食用の生姜と同じくショウガ目ショウガ科に属する多年草ですが、食用の生姜がショウガ属であるのに対してシュクシャ属。ちょっと違う植物のようです。花言葉は「豊かな心」。8月25日の誕生花のようです。ネットで調べた限り、「ジンジャーリリー」のほうは花が大きくて美しいので、明らかに我が家の家庭菜園で咲いた花は食用の生姜の花ですね。