2014/06/16
西武ドームの謎は「地形」で解ける
熱烈阪神タイガースファンの越智です。
6月14日(土)、この日は所沢の西武ドームに“遠征”してきました。私の所属する東京甲子園スタジアム(またの名を明治神宮野球場と言いますが)3塁側内野席を本拠地とする私設応援団『老虎隊』のメンバーは聖地・阪神甲子園球場以外の他の球場に応援に行く時は“遠征”と呼びます。ちなみに、遠く西宮まで足を伸ばして阪神甲子園球場に応援に行くことを“聖地巡礼”と呼びます。首都圏に住む阪神タイガースファンは、この“聖地巡礼”の回数を自慢するようなところがあります。
一時期、シーズン開幕当初のおおかたの予想を(いい意味で)裏切って、貯金9まで積み上げた我等が阪神タイガースも、セ・パ交流戦が始まって以来、急に失速(>_<)。貯金をとうとう2まで減らし、この日の試合を迎えました。噂では、この阪神タイガースの急失速に、先日行われた阪急阪神ホールディングスの定時株主総会は大荒れになったのだそうです。株主の皆様からは「和田監督にいつまでやらせるつもりなのか!?」とか、「このところ大金を叩いて元メジャーリーグの選手を何人も補強しているようだが、これまでのところ、補強が補強になってないのではないか!?」…といった本業の鉄道やバス、不動産事業、サービス事業以外の阪神タイガースネタのシビアな質問が相次いだようです。(ほとんどの熱烈な阪神タイガースファンの声を代弁してくれているようで、「うんうん、おっしゃるとおり!」と、ネットでそれらを読んで、私も頷いていました。)
阪急電鉄出身の阪急阪神ホールディングスの役員の皆さん方は、さぞ面喰らったことでしょうね。以前は阪急ブレーブスというプロ野球チームを持っていたとは言え、チームをオリックスに身売りしてからは、阪急電鉄が抱えている目立つグループ会社と言えば宝塚歌劇団と東宝という華やかで文化的なところばかりでしたからね。日本一熱いファン(それもやたらクチうるさいオッサンのファンばかり)のいるプロ野球チームを配下に持つことの意味合いを、心底実感なさったのではないでしょうか。その株主総会が開催される前日に、こっそり不振の(元メジャーリーガー)福留選手を二軍に降格させたのは、株主総会対策だったのではないか…と勘繰ったりもしています(笑)
で、この日の西武ドームですが、大入り満員の観客。
その2万人をはるかに越える観客のおよそ7割は阪神タイガースのファンだったように思います。さいたま市に住む私はJR武蔵野線で新秋津まで行き、秋津で西武池袋線に乗り換えて西武球場前駅まで行ったのですが、秋津駅のホームで西武球場前行きの電車を待っている人達のほとんどは阪神タイガースファンでした。
私もそうですが、阪神タイガースファンは自宅を出る時から既にレプリカユニフォームを身につけ、帽子を被って戦闘モードのスイッチが入っています。たいていはリュックを背負い、そのリュックからメガフォンなどの応援グッズが顔を覗かしていたりして、すぐに阪神タイガースのファンだと分かります(^^)d
(西武球場前駅までは西武鉄道の黄色いタイガースカラーの電車に乗りました。おぉっ!ここは準本拠地じゃん(^-^)v 実は阪神電車にはタイガースカラーの電車がなく、従来から特急や急行に使われる電車は、あろうことか憎っくき読売ジャイアンツのチームカラーのオレンジ色に似た色で塗装されていたりもしています。かつての阪急阪神ホールディングスの株主総会では、この電車の塗装の色に関する質問も出たことがあるくらいで、この質問があった年以降に導入されている新造車両には黒や黄色の阪神タイガースのチームカラーが使われるようになったようです。)
私達『老虎隊』一行が陣取ったのは三塁側内野席の一番外野よりの席(強烈なライナーのファールが飛び込んで来やすい“危険な席”と言われる席です)。
この西武ドームにはある謎があるのです。通常、プロ野球では一塁側ベンチがホームチーム、三塁側ベンチがビジターチームに分けられ、応援団も同じように分けられているのですが、セ・パ両リーグの12球団の本拠地チームの中で、この埼玉西武ライオンズの本拠地、西武ドームと、北海道日本ハムファイターズの本拠地、札幌ドームの2つだけは、どういうわけかホームチームが三塁側で、ビジターチームが一塁側と反対なのです。
(というわけで、この日の私は三塁側、すなわち埼玉西武ライオンズ側の応援席での応援でした。完全にアウエー状態で、いつものように大声を張り上げて応援すると周囲の埼玉西武ライオンズファンの皆さんの顰蹙をかうかな…おとなしく応援しないといけないかな…と不安だったのですが、球場に着いてみるとそれも杞憂に終わっちゃいました。周囲には黄色いメガフォンを持った阪神タイガースファンばっかり! 前売りチケットは一塁側、阪神タイガースの応援席から売り切れたようで、私達もそうですが、なんとか手に入れることができた席が三塁側の席だったという阪神タイガースファンも多かったようです。さすがは日本一の熱烈なファンの数を誇る阪神タイガースです。)
この三塁側がホームチームという西武ドームの謎は、球場に足を踏み入れてみたらすぐに解けました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、埼玉西武ライオンズの本拠地、西武ドームは武蔵野丘陵の丘というか山を削って、掘り下げたところに作られています。なので、球場に入場すると下に降りていくようにして観客席が並んでいます。そして、掘り下げた一番底の部分に選手がプレーするグラウンドがあるという特殊な形状になっているんです。そのため、元々の地形である丘(山)の形状から来る制約条件のため、左右対称の形状になっていないのです。一塁の応援席は急勾配になっていて、観客席もさほど広くありません。いっぽう三塁側の応援席は傾斜がなだらかで、広いのです。
この阪神タイガース戦は例外で、本来は本拠地チームを応援するファンのほうが圧倒的に多いわけで、そのファンを収容するために、三塁側をホームチーム側としているようです。まさに、『西武ドームの謎は「地形」で解ける』…です(^^)d
試合内容については、多くを触れません。阪神タイガース能見、埼玉西武ライオンズ菊池の両左腕投手の息詰まる投げ合いとなりましたが、残念ながら2対3で我等が阪神タイガースは敗戦(^^; これで貯金は1にまで減ってしまいました。せめてオールスター戦までは借金生活に入らないでいてほしいと願うばかりなのですが、この日の敗戦で、とうとうそれにも黄信号が点灯しちゃいました(@_@)
しかし、セ・パ交流戦前まで首位を快走していた広島カープが交流戦に入ってから阪神タイガース以上に急失速。この日も敗戦で9連敗。背後にヒタヒタと足音が聞こえてきた中日ドラゴンズもこの日は敗戦だったので、まぁ、仕方ない!…って、残念ではありましたが、気を取り直して球場を後にしました。
今シーズン、これまで私が応援に行った試合は、3連勝だったのですが、これで3勝1敗になっちゃいました。
でもまぁ~、エース能見投手のセ・リーグ新記録となる5試合連続の10奪三振をこの目で見られたことで、この日は満足しています。
(この能見投手、私は現在の日本のプロ野球で一番投球フォームが美しい投手だと思っています。あのしなる柳ような投球フォームと、そこから繰り出される伸びのあるストレートは、観ていて惚れ惚れしちゃいます。)
帰りは来た時と逆で、西武球場前駅から西武鉄道の電車に乗って帰りました。
ところで、関東地方で一番大きな私鉄の駅ってどこか、皆さん、ご存知でしたか? 実はこの西武鉄道の西武球場前駅なんです。西武鉄道狭山線の終着駅である西武球場前駅は頭端式構造を持ち、櫛の歯状に3面6線のプラットホームがあります。西武ドームにおける埼玉西武ライオンズ主催の公式試合開催時、ならびに各種イベント開催時においては2万人を越える多数の利用客が利用するため、多数の利用客を迅速かつスムーズに輸送する必要性から、こうした構造になっています(^^)d
この3面6線のプラットホームにすべて電車が並ぶ様は壮観で、それらの電車に試合観戦を終えた観客達がドッと乗り込み、次から次へと発着する様を眺めるのは、鉄道マニア(鉄ちゃん)にとってはたまらない至福の時です(>_<)
しかも、西武鉄道の電車は特急用の看板車両であるニューレッドアロー号(10000系)に加え、通勤電車用の2000系、6000系、20000系、さらには最新鋭の30000系…と、様々な個性的な車両があり、この日の西武球場前駅もそれら個性的な様々な種類の車両が次から次へと、池袋、新宿、なかには本川越方面に向けて発着していっていましたからね。
この狭山線に加えて、西武球場前駅からは大手私鉄唯一の新交通システムである山口線の島式1面2線構造のプラットホームがあります。狭山線ホームの南方に隣接する一段高い場所に位置する山口線のホームからはそのホームからはごじんまりした遊園地の乗り物のような白い車体の8500系電車が停まっているのが見えました。
ちなみに、この西武鉄道の西武球場前駅よりも規模の大きな私鉄ターミナル駅は、10面9線の櫛形形状のホームを持ち日本一の規模を誇る阪急電鉄梅田駅と、同じく9面8線のホームを持つ南海電鉄難波駅の2つだけです(^^)d
【追記1】
先日、広島に行く機会があったのですが、ちょうどその日は地元広島カープの試合がマツダスタジアムで開催されるというので、降り立ったJR広島駅前には真っ赤な広島カープのユニフォームを来た大勢のファンがゾロゾロと球場に応援に向かっている光景を目にしました。広島カープと言えば、“カープ女子”と呼ばれる若い女性のファンが多いことで知られていますが、この日もその“カープ女子”の姿を多く目にしました。可愛い娘が多いことに加えて、真っ赤な広島カープのユニフォームが目に眩しかったです。
かたや、我等が阪神タイガースファンはと言えば、圧倒的に年配のオッサンのファンが多く、女性ファンも混じってはいるのですが、男性客と同じく年配のオバサンか、若い女性のファンも申し訳ないけどヤ◯キー風のお姐ちゃんファンがほとんどって感じです。先日、目にした広島カープファンとの対比において、大いなる危機感を感じてしまった阪神タイガースファンです。こりゃあマズイです!(^^; (笑)
【追記2】
若い女性と言えば、試合観戦に行くたびに、お世話になっているビール等の販売員のオネエサン。背中に重そうなタンクを背負って、観客席の急な階段を登り降りしている姿を眺めながら、いつも大変そうだな…と思っているのですが、地域差とでも言えばいいのでしょうか、このオネエサンにも球場ごとに微妙なタイプの差のようなものがあるな…と思っちゃいました。
今年は本拠地の東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)に加えて、横浜スタジアム、さらにこの日、埼玉県所沢市にある西武ドームの3球場、そうそう、シーズン開幕前のオープン戦で幕張の千葉マリンスタジアムにも行きました。この4球場のビール販売員のオネエサンはどこの球場のオネエサンも健康的な“お元気娘”って感じの可愛い娘ばかりなのですが、私の先入観がそうさせているのかもしれませんが、それぞれの球場で微妙にタイプが違うように思えるんです。
東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)のオネエサンはいかにもメガロポリス東京の娘さん、横浜スタジアムのオネエサンはいかにもハマ(横浜)の娘さん(ここが一番強い印象)、千葉マリンスタジアムのオネエサンは千葉の娘さん、西武ドームのオネエサンは埼玉の娘さん…って感じがするんです。これがどうしてだかは、私には分かりません。
誤解がないように言っておきますと、私はどこの球場の販売員のオネエサンが一番可愛いのか…って比較をするつもりはありません。ただ、同じ首都圏の球場でも、微妙にタイプが違うんだな…って感じたってことなんです。こういうことに気がつくのも、“遠征”の楽しみの1つかもしれません。
ちなみに、私の娘は埼玉生まれの埼玉育ち、息子の嫁も埼玉生まれの埼玉育ち、孫娘も埼玉生まれです(^^)d
6月14日(土)、この日は所沢の西武ドームに“遠征”してきました。私の所属する東京甲子園スタジアム(またの名を明治神宮野球場と言いますが)3塁側内野席を本拠地とする私設応援団『老虎隊』のメンバーは聖地・阪神甲子園球場以外の他の球場に応援に行く時は“遠征”と呼びます。ちなみに、遠く西宮まで足を伸ばして阪神甲子園球場に応援に行くことを“聖地巡礼”と呼びます。首都圏に住む阪神タイガースファンは、この“聖地巡礼”の回数を自慢するようなところがあります。
一時期、シーズン開幕当初のおおかたの予想を(いい意味で)裏切って、貯金9まで積み上げた我等が阪神タイガースも、セ・パ交流戦が始まって以来、急に失速(>_<)。貯金をとうとう2まで減らし、この日の試合を迎えました。噂では、この阪神タイガースの急失速に、先日行われた阪急阪神ホールディングスの定時株主総会は大荒れになったのだそうです。株主の皆様からは「和田監督にいつまでやらせるつもりなのか!?」とか、「このところ大金を叩いて元メジャーリーグの選手を何人も補強しているようだが、これまでのところ、補強が補強になってないのではないか!?」…といった本業の鉄道やバス、不動産事業、サービス事業以外の阪神タイガースネタのシビアな質問が相次いだようです。(ほとんどの熱烈な阪神タイガースファンの声を代弁してくれているようで、「うんうん、おっしゃるとおり!」と、ネットでそれらを読んで、私も頷いていました。)
阪急電鉄出身の阪急阪神ホールディングスの役員の皆さん方は、さぞ面喰らったことでしょうね。以前は阪急ブレーブスというプロ野球チームを持っていたとは言え、チームをオリックスに身売りしてからは、阪急電鉄が抱えている目立つグループ会社と言えば宝塚歌劇団と東宝という華やかで文化的なところばかりでしたからね。日本一熱いファン(それもやたらクチうるさいオッサンのファンばかり)のいるプロ野球チームを配下に持つことの意味合いを、心底実感なさったのではないでしょうか。その株主総会が開催される前日に、こっそり不振の(元メジャーリーガー)福留選手を二軍に降格させたのは、株主総会対策だったのではないか…と勘繰ったりもしています(笑)
で、この日の西武ドームですが、大入り満員の観客。
その2万人をはるかに越える観客のおよそ7割は阪神タイガースのファンだったように思います。さいたま市に住む私はJR武蔵野線で新秋津まで行き、秋津で西武池袋線に乗り換えて西武球場前駅まで行ったのですが、秋津駅のホームで西武球場前行きの電車を待っている人達のほとんどは阪神タイガースファンでした。
私もそうですが、阪神タイガースファンは自宅を出る時から既にレプリカユニフォームを身につけ、帽子を被って戦闘モードのスイッチが入っています。たいていはリュックを背負い、そのリュックからメガフォンなどの応援グッズが顔を覗かしていたりして、すぐに阪神タイガースのファンだと分かります(^^)d
(西武球場前駅までは西武鉄道の黄色いタイガースカラーの電車に乗りました。おぉっ!ここは準本拠地じゃん(^-^)v 実は阪神電車にはタイガースカラーの電車がなく、従来から特急や急行に使われる電車は、あろうことか憎っくき読売ジャイアンツのチームカラーのオレンジ色に似た色で塗装されていたりもしています。かつての阪急阪神ホールディングスの株主総会では、この電車の塗装の色に関する質問も出たことがあるくらいで、この質問があった年以降に導入されている新造車両には黒や黄色の阪神タイガースのチームカラーが使われるようになったようです。)
私達『老虎隊』一行が陣取ったのは三塁側内野席の一番外野よりの席(強烈なライナーのファールが飛び込んで来やすい“危険な席”と言われる席です)。
この西武ドームにはある謎があるのです。通常、プロ野球では一塁側ベンチがホームチーム、三塁側ベンチがビジターチームに分けられ、応援団も同じように分けられているのですが、セ・パ両リーグの12球団の本拠地チームの中で、この埼玉西武ライオンズの本拠地、西武ドームと、北海道日本ハムファイターズの本拠地、札幌ドームの2つだけは、どういうわけかホームチームが三塁側で、ビジターチームが一塁側と反対なのです。
(というわけで、この日の私は三塁側、すなわち埼玉西武ライオンズ側の応援席での応援でした。完全にアウエー状態で、いつものように大声を張り上げて応援すると周囲の埼玉西武ライオンズファンの皆さんの顰蹙をかうかな…おとなしく応援しないといけないかな…と不安だったのですが、球場に着いてみるとそれも杞憂に終わっちゃいました。周囲には黄色いメガフォンを持った阪神タイガースファンばっかり! 前売りチケットは一塁側、阪神タイガースの応援席から売り切れたようで、私達もそうですが、なんとか手に入れることができた席が三塁側の席だったという阪神タイガースファンも多かったようです。さすがは日本一の熱烈なファンの数を誇る阪神タイガースです。)
この三塁側がホームチームという西武ドームの謎は、球場に足を踏み入れてみたらすぐに解けました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、埼玉西武ライオンズの本拠地、西武ドームは武蔵野丘陵の丘というか山を削って、掘り下げたところに作られています。なので、球場に入場すると下に降りていくようにして観客席が並んでいます。そして、掘り下げた一番底の部分に選手がプレーするグラウンドがあるという特殊な形状になっているんです。そのため、元々の地形である丘(山)の形状から来る制約条件のため、左右対称の形状になっていないのです。一塁の応援席は急勾配になっていて、観客席もさほど広くありません。いっぽう三塁側の応援席は傾斜がなだらかで、広いのです。
この阪神タイガース戦は例外で、本来は本拠地チームを応援するファンのほうが圧倒的に多いわけで、そのファンを収容するために、三塁側をホームチーム側としているようです。まさに、『西武ドームの謎は「地形」で解ける』…です(^^)d
試合内容については、多くを触れません。阪神タイガース能見、埼玉西武ライオンズ菊池の両左腕投手の息詰まる投げ合いとなりましたが、残念ながら2対3で我等が阪神タイガースは敗戦(^^; これで貯金は1にまで減ってしまいました。せめてオールスター戦までは借金生活に入らないでいてほしいと願うばかりなのですが、この日の敗戦で、とうとうそれにも黄信号が点灯しちゃいました(@_@)
しかし、セ・パ交流戦前まで首位を快走していた広島カープが交流戦に入ってから阪神タイガース以上に急失速。この日も敗戦で9連敗。背後にヒタヒタと足音が聞こえてきた中日ドラゴンズもこの日は敗戦だったので、まぁ、仕方ない!…って、残念ではありましたが、気を取り直して球場を後にしました。
今シーズン、これまで私が応援に行った試合は、3連勝だったのですが、これで3勝1敗になっちゃいました。
でもまぁ~、エース能見投手のセ・リーグ新記録となる5試合連続の10奪三振をこの目で見られたことで、この日は満足しています。
(この能見投手、私は現在の日本のプロ野球で一番投球フォームが美しい投手だと思っています。あのしなる柳ような投球フォームと、そこから繰り出される伸びのあるストレートは、観ていて惚れ惚れしちゃいます。)
帰りは来た時と逆で、西武球場前駅から西武鉄道の電車に乗って帰りました。
ところで、関東地方で一番大きな私鉄の駅ってどこか、皆さん、ご存知でしたか? 実はこの西武鉄道の西武球場前駅なんです。西武鉄道狭山線の終着駅である西武球場前駅は頭端式構造を持ち、櫛の歯状に3面6線のプラットホームがあります。西武ドームにおける埼玉西武ライオンズ主催の公式試合開催時、ならびに各種イベント開催時においては2万人を越える多数の利用客が利用するため、多数の利用客を迅速かつスムーズに輸送する必要性から、こうした構造になっています(^^)d
この3面6線のプラットホームにすべて電車が並ぶ様は壮観で、それらの電車に試合観戦を終えた観客達がドッと乗り込み、次から次へと発着する様を眺めるのは、鉄道マニア(鉄ちゃん)にとってはたまらない至福の時です(>_<)
しかも、西武鉄道の電車は特急用の看板車両であるニューレッドアロー号(10000系)に加え、通勤電車用の2000系、6000系、20000系、さらには最新鋭の30000系…と、様々な個性的な車両があり、この日の西武球場前駅もそれら個性的な様々な種類の車両が次から次へと、池袋、新宿、なかには本川越方面に向けて発着していっていましたからね。
この狭山線に加えて、西武球場前駅からは大手私鉄唯一の新交通システムである山口線の島式1面2線構造のプラットホームがあります。狭山線ホームの南方に隣接する一段高い場所に位置する山口線のホームからはそのホームからはごじんまりした遊園地の乗り物のような白い車体の8500系電車が停まっているのが見えました。
ちなみに、この西武鉄道の西武球場前駅よりも規模の大きな私鉄ターミナル駅は、10面9線の櫛形形状のホームを持ち日本一の規模を誇る阪急電鉄梅田駅と、同じく9面8線のホームを持つ南海電鉄難波駅の2つだけです(^^)d
【追記1】
先日、広島に行く機会があったのですが、ちょうどその日は地元広島カープの試合がマツダスタジアムで開催されるというので、降り立ったJR広島駅前には真っ赤な広島カープのユニフォームを来た大勢のファンがゾロゾロと球場に応援に向かっている光景を目にしました。広島カープと言えば、“カープ女子”と呼ばれる若い女性のファンが多いことで知られていますが、この日もその“カープ女子”の姿を多く目にしました。可愛い娘が多いことに加えて、真っ赤な広島カープのユニフォームが目に眩しかったです。
かたや、我等が阪神タイガースファンはと言えば、圧倒的に年配のオッサンのファンが多く、女性ファンも混じってはいるのですが、男性客と同じく年配のオバサンか、若い女性のファンも申し訳ないけどヤ◯キー風のお姐ちゃんファンがほとんどって感じです。先日、目にした広島カープファンとの対比において、大いなる危機感を感じてしまった阪神タイガースファンです。こりゃあマズイです!(^^; (笑)
【追記2】
若い女性と言えば、試合観戦に行くたびに、お世話になっているビール等の販売員のオネエサン。背中に重そうなタンクを背負って、観客席の急な階段を登り降りしている姿を眺めながら、いつも大変そうだな…と思っているのですが、地域差とでも言えばいいのでしょうか、このオネエサンにも球場ごとに微妙なタイプの差のようなものがあるな…と思っちゃいました。
今年は本拠地の東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)に加えて、横浜スタジアム、さらにこの日、埼玉県所沢市にある西武ドームの3球場、そうそう、シーズン開幕前のオープン戦で幕張の千葉マリンスタジアムにも行きました。この4球場のビール販売員のオネエサンはどこの球場のオネエサンも健康的な“お元気娘”って感じの可愛い娘ばかりなのですが、私の先入観がそうさせているのかもしれませんが、それぞれの球場で微妙にタイプが違うように思えるんです。
東京甲子園スタジアム(明治神宮野球場)のオネエサンはいかにもメガロポリス東京の娘さん、横浜スタジアムのオネエサンはいかにもハマ(横浜)の娘さん(ここが一番強い印象)、千葉マリンスタジアムのオネエサンは千葉の娘さん、西武ドームのオネエサンは埼玉の娘さん…って感じがするんです。これがどうしてだかは、私には分かりません。
誤解がないように言っておきますと、私はどこの球場の販売員のオネエサンが一番可愛いのか…って比較をするつもりはありません。ただ、同じ首都圏の球場でも、微妙にタイプが違うんだな…って感じたってことなんです。こういうことに気がつくのも、“遠征”の楽しみの1つかもしれません。
ちなみに、私の娘は埼玉生まれの埼玉育ち、息子の嫁も埼玉生まれの埼玉育ち、孫娘も埼玉生まれです(^^)d
執筆者
株式会社ハレックス
前代表取締役社長
越智正昭
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