2015/06/12
第22回定時株主総会
昨日、6月11日(木)、東京五反田の「ゆうぽうと」6階花梨の間におきまして、株式会社ハレックスの第22回定時株主総会が開催されました。会社設立以来22回目の定時株主総会、私にとっては代表取締役社長に就任してから12回目の定時株主総会です。早いもので、私がこの会社の代表取締役社長に就任してはや12年が経過しました。
前年度(2014年度)もお客様の温かいご支持、そしてなにより社員の皆さんの必死の頑張りのおかげで、辛うじてではありますが黒字を計上することが出来ました。これで3期連続の黒字です。ですから今年の株主総会もある程度気持ちに余裕をもって臨めたようなところはあるのですが、そこは株主総会。株主総会は株主総会です。
改めて私が申し上げることでもないのですが、株式会社というものは株主様からお預かりした資本金を元手にして、社長を初めとした経営陣が事業の執行を行っているわけで、1年に一度、資本を出していただいているその株主様に会社の事業の執行状況、と言うより、資本金の運用状況をご報告し、ご承認(信認)を得るのが定時株主総会というものです。ですから、会社を代表する社長としては、さすが1年に1回のこの株主総会の場は緊張してしまいます。
ちなみにハレックス社の株主様は56社様にも及びます。私は筆頭株主であるNTTデータの出身ですが、そのNTTデータの持株比率は41.8%。すなわち筆頭株主のNTTデータ様ですら拒否権しか持ち合わせておりません。NTTデータの連結決算対象のグループ会社ではありますが、株主構成的にはどこの支配的な子会社というわけでもなく、当社は完全な“独立会社”であると言えます。と言うことは、不安定な身分の代表取締役社長ってことですから、そりゃあ余計に緊張もします。
56社の株主様の業種は多岐に渡っており、質問はそのそれぞれの職種の立場から出されることがあり、何を質問されるか分からない部分があります。毎年、株主総会にはそれなりに事前準備をして臨むのですが、何度臨んでもこればっかりは1年に1回のことなので慣れません。さすがに私も前日あたりから緊張しちゃいます。
毎年、事前に送られてくる委任状で、ある程度、どの株主様が総会に出席されるかが分かります。今年は委任状の数が41社分。結局、今年の定時株主総会は例年よりちょっと少なめの10社の株主様に御出席いただきました。
やはり、3期連続で黒字を計上しているということの意味あいは、自分達が思っている以上に大きいな…と壇上の議長席から会場を見渡しながら思いました。幾つかの審議事項があったのですが、会場からそのつど実に絶妙なタイミングで「異議なし!」の声が出るのは、議長を務めさせていただいていて嬉しいものです。特に質問も出ないまま、会社創業以来第2位にあたる25分30分という短い時間でのいわゆる“シャンシャン総会”でした。こういう株主総会を議長として経験すると、企業を黒字にするということはどういうことなのか…を、改めて実感いたします。ホント得難いとぉ~ってもいい経験を積ませていただいております。
まぁ~、1つも質問が出ないというのも実に呆気なくて、逆に株主様に「見限られたのではないか…」と心配になってきたりもしちゃいます(^_^;)
当事業年度におけるわが国経済は、消費税率の引上げに伴う駆込需要の反動などの影響がみられたものの、企業収益が改善を続け、設備投資も増加基調にあるなど、緩やかな回復を続けております。また、景気の先行きにつきましても、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクに留意する必要があるものの、基調的には緩やかに回復していくとみられております。
このような環境のもと、当社といたしましては、「防災・気象」と「IT」の融合を図り、新しいサービスの開発を進めるとともに、新たな市場を創出するべく事業を展開しております。
2014年度の業績を主な事業区分で見ますと、まず気象情報配信事業では、オリジナル気象情報サービス「HalexDream!」を核としたソリューション提供事業の拡大を進めており、電力、農業、建設業界など新規のお客様を獲得した結果、前事業年度の売上高を上回る成果を挙げることができました。
緊急地震速報事業では、前事業年度末に納品した放送局向けの防災情報送出システムの運用と追加開発などの受注がありましたが、大型のシステム開発案件のあった前事業年度との比較においては、売上高を大幅に下回ることになりました。
気象予報士請負・派遣事業では、近年の労働者派遣法等の労働法の動向を受け、派遣先と事業の見直しを行った結果、前事業年度に引き続き売上高が大幅に減少しました。
販売費及び一般管理費については、事業拡大のための営業体制強化を進めたことから販売費に関しては前事業年度に比べ大幅に増加したものの、効率的な事業運営による管理費及び社内システム費の削減に努めたことにより、全体として前事業年度に比べ微増に抑えることができました。
その結果、2014年度における業績は営業利益、経常利益、当期純利益において引き続き黒字を達成することができたものの、売上高の大幅な減少が響き、いずれも創業以来最高の売上と営業利益をあげることができた前年度を大幅に下回るちょっと残念な結果となりました。
2014度、3期連続で単年度黒字を達成したとは言え、まだまだ油断はならない経営状況が続いています。2014年度は既存の気象予報士請負・派遣事業の売上額の大幅な減少があったものの、営業利益率の高い付加価値サービスへの脱皮が徐々に進み、なんとかそういう中でも営業利益、経常利益、当期純利益において、なんとか黒字を達成することができました。今後も引き続き、この事業の転換を推進し、各事業の黒字化を確実なものとすることにより、安定的な事業運営を目指し、累積損失を確実に解消させるということを、株主の皆様にお約束させていただきました。
これにより、地震や異常気象による自然災害から人命や財産を守るという気象情報会社としての社会的使命を遂行するための活動と、事業の成長とそれによる利益の確保によって、株主、取引先、従業員等のステークホルダーに対しての責任を果たすための活動を両輪として、引き続き事業を推進していきたい…と、社長の大役を務めさせていただいております身としては、心から思っております。
今後の課題といたしましては、近年の労働者派遣法や労働契約法等の労働法の事情により、気象予報士の請負・派遣事業における今年度(2015年度)の売上高は2014年度の50%程度と大幅に縮小する見通しです。このような状況下において、当社といたしましては、気象情報配信事業と緊急地震速報事業を成長拡大のための重点事業と位置づけ、気象予報士請負・派遣事業に代わる新たな収益源とすべく、引き続き努力してまいります。
具体的には、気象情報配信事業では、従来型の単純な情報提供事業から、より高い営業利益率が期待できるソリューション提供事業への事業転換を図ることを目標に、オリジナル気象情報サービス「HalexDream!」を核としたソリューション提供事業の市場開拓に、引き続き積極的に取り組んでまいります。
緊急地震速報事業においては、地上波放送局、衛星放送局向け災害情報システムの納入実績を踏まえ、放送業界に向けた同システムの横展開を図り、事業拡大に取り組んでまいります。
また、サービス品質の向上、リマーケティングの徹底、各分野の企業との緊密な連携・提携を推進するとともに、総合防災情報として当社サービスを幅広くご利用していただくために、より顧客ニーズに合致したサービスラインナップの拡充に努め、事業拡大を図ってまいります。
気象予報士ビジネスに関しても、従来は同業者である気象情報会社向けの人材派遣事業や気象情報会社を介しての放送局向けの請負事業が主体でしたが、このところ顧客分野の拡大に注力しており、2014年度からは電力関連会社向けにサービスを提供しております。引き続き、防災分野や農業分野へも気象予報士の活用の場を拡大すべく取り組んでいきたいと考えています。
今年は役員全員の改選期というわけではないのですが、所属なさっている会社の人事異動の関係で、非常勤取締役(社外取締役)の辞任が4名あり、新たに3名の取締役が選任されました。うち1名は常勤の常務取締役で、体制を強化することで上記に書かせていただきました事業の変革をより強力に推し進めていきたいと考えています。
ちなみに、私は緊急動議も発動されることなく留任が承認され、また、株主総会後の取締役会で、今期も引き続き私が代表取締役社長に就くことが承認されました。これでハレックス社の社長就任13年目に入ります。お預かりするハレックスという会社も就任1年目と比べて規模が大きくなり、事業の内容も大きく変化を遂げてきました。お取り引きさせていただくお客様も多岐に渡るようになってきていて、責任もますます増してきていることを実感しているところです。
株主様、お客様、そして社員の皆様のご期待に添えますように今後も頑張っていきたい…と、思いも新たにしたところです。
私は社長として13年目を迎えますが、このように13年目となる今2015年度は『メタモルフォーゼ最終章の初年度』と位置付けて、これからの時代に合致した気象情報会社としてのあるべき姿を追求すべく、再度大きく経営の舵を切っていきたいという決心でいます。
当社の進む進路はまだまだ波が高く荒れているようですが、強い信念をもって挑めば、必ずや明るい未来は開けるのではないか…と私は信じています。「儲ける」とは“信”じる“者”と書きますから(^^)d
まぁ~とにもかくにも今年も定時株主総会を終え、さぁ~て、またこれからの一年、頑張ろう!と気持ちを新たにしました。社員一同、頑張って事業に邁進していきます!!
【追記】
社長就任13年目ですか…。このブログを書いていて、改めてその長さというものを実感しています。私が大学を卒業して社会人になって今年で37年目ですから、その社会人人生のおよそ1/3の期間、ハレックス社の代表取締役社長を務めさせていただいていることになります。
この12年間を社長に就任することになった経緯のあたりから振り返り、思い起こしてみると、ホントいろいろなことがありました。毎年毎年、それぞれまったく別の大問題や課題に直面し、それを知恵を搾ってなんとか克服してきて今に至っています。ホント、企業経営に関して、実戦を通してのいい勉強をさせていただいている…って感じです。
私が2代目の社長に就任した当時は、当社は経営的に絶体絶命の崖っぷちのようなところに立たされていて、その後12年間も会社を存続させることができるとは、夢にも思っていませんでした。しかしながら、株主の皆様やお客様を含め、いろいろな人達からの温かいご支援ご鞭撻、さらには、なにより社員の皆さんの懸命な努力のおかげで、なんとかこれまで会社を存続させることができました。「感謝」という言葉では足りないくらい、心からありがたく思っています。
私が前の会社を卒業させていただいて専任社長となった6年前から会社を挙げて取り組んできた事業の変革や商品(サービス)ラインナップの拡充につきましても、少しずつ形になってきていて、徐々に成果もあがりつつあり、大いに手応えを感じているところです。折りからのオープンデータ、ビッグデータブームに乗って、新聞や雑誌といったマスコミで、この当社の取り組みを“先進的”という形容詞を付けて取り上げていただく機会も増え、フロントランナーとして注目されるようになってきたな…とも実感しています。
『メタモルフォーゼ最終章』と私が位置付けるこれからの3年間では、この流れを具体的なビジネスに結びつけることに軸足を移して、必ずや私が目指す会社を形作っていきたい…と、株主総会を終えて帰宅する電車の車内で、改めて心に誓いました。
今後とも、引き続き、よろしくお願いいたしますm(__)m
前年度(2014年度)もお客様の温かいご支持、そしてなにより社員の皆さんの必死の頑張りのおかげで、辛うじてではありますが黒字を計上することが出来ました。これで3期連続の黒字です。ですから今年の株主総会もある程度気持ちに余裕をもって臨めたようなところはあるのですが、そこは株主総会。株主総会は株主総会です。
改めて私が申し上げることでもないのですが、株式会社というものは株主様からお預かりした資本金を元手にして、社長を初めとした経営陣が事業の執行を行っているわけで、1年に一度、資本を出していただいているその株主様に会社の事業の執行状況、と言うより、資本金の運用状況をご報告し、ご承認(信認)を得るのが定時株主総会というものです。ですから、会社を代表する社長としては、さすが1年に1回のこの株主総会の場は緊張してしまいます。
ちなみにハレックス社の株主様は56社様にも及びます。私は筆頭株主であるNTTデータの出身ですが、そのNTTデータの持株比率は41.8%。すなわち筆頭株主のNTTデータ様ですら拒否権しか持ち合わせておりません。NTTデータの連結決算対象のグループ会社ではありますが、株主構成的にはどこの支配的な子会社というわけでもなく、当社は完全な“独立会社”であると言えます。と言うことは、不安定な身分の代表取締役社長ってことですから、そりゃあ余計に緊張もします。
56社の株主様の業種は多岐に渡っており、質問はそのそれぞれの職種の立場から出されることがあり、何を質問されるか分からない部分があります。毎年、株主総会にはそれなりに事前準備をして臨むのですが、何度臨んでもこればっかりは1年に1回のことなので慣れません。さすがに私も前日あたりから緊張しちゃいます。
毎年、事前に送られてくる委任状で、ある程度、どの株主様が総会に出席されるかが分かります。今年は委任状の数が41社分。結局、今年の定時株主総会は例年よりちょっと少なめの10社の株主様に御出席いただきました。
やはり、3期連続で黒字を計上しているということの意味あいは、自分達が思っている以上に大きいな…と壇上の議長席から会場を見渡しながら思いました。幾つかの審議事項があったのですが、会場からそのつど実に絶妙なタイミングで「異議なし!」の声が出るのは、議長を務めさせていただいていて嬉しいものです。特に質問も出ないまま、会社創業以来第2位にあたる25分30分という短い時間でのいわゆる“シャンシャン総会”でした。こういう株主総会を議長として経験すると、企業を黒字にするということはどういうことなのか…を、改めて実感いたします。ホント得難いとぉ~ってもいい経験を積ませていただいております。
まぁ~、1つも質問が出ないというのも実に呆気なくて、逆に株主様に「見限られたのではないか…」と心配になってきたりもしちゃいます(^_^;)
当事業年度におけるわが国経済は、消費税率の引上げに伴う駆込需要の反動などの影響がみられたものの、企業収益が改善を続け、設備投資も増加基調にあるなど、緩やかな回復を続けております。また、景気の先行きにつきましても、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しするリスクに留意する必要があるものの、基調的には緩やかに回復していくとみられております。
このような環境のもと、当社といたしましては、「防災・気象」と「IT」の融合を図り、新しいサービスの開発を進めるとともに、新たな市場を創出するべく事業を展開しております。
2014年度の業績を主な事業区分で見ますと、まず気象情報配信事業では、オリジナル気象情報サービス「HalexDream!」を核としたソリューション提供事業の拡大を進めており、電力、農業、建設業界など新規のお客様を獲得した結果、前事業年度の売上高を上回る成果を挙げることができました。
緊急地震速報事業では、前事業年度末に納品した放送局向けの防災情報送出システムの運用と追加開発などの受注がありましたが、大型のシステム開発案件のあった前事業年度との比較においては、売上高を大幅に下回ることになりました。
気象予報士請負・派遣事業では、近年の労働者派遣法等の労働法の動向を受け、派遣先と事業の見直しを行った結果、前事業年度に引き続き売上高が大幅に減少しました。
販売費及び一般管理費については、事業拡大のための営業体制強化を進めたことから販売費に関しては前事業年度に比べ大幅に増加したものの、効率的な事業運営による管理費及び社内システム費の削減に努めたことにより、全体として前事業年度に比べ微増に抑えることができました。
その結果、2014年度における業績は営業利益、経常利益、当期純利益において引き続き黒字を達成することができたものの、売上高の大幅な減少が響き、いずれも創業以来最高の売上と営業利益をあげることができた前年度を大幅に下回るちょっと残念な結果となりました。
2014度、3期連続で単年度黒字を達成したとは言え、まだまだ油断はならない経営状況が続いています。2014年度は既存の気象予報士請負・派遣事業の売上額の大幅な減少があったものの、営業利益率の高い付加価値サービスへの脱皮が徐々に進み、なんとかそういう中でも営業利益、経常利益、当期純利益において、なんとか黒字を達成することができました。今後も引き続き、この事業の転換を推進し、各事業の黒字化を確実なものとすることにより、安定的な事業運営を目指し、累積損失を確実に解消させるということを、株主の皆様にお約束させていただきました。
これにより、地震や異常気象による自然災害から人命や財産を守るという気象情報会社としての社会的使命を遂行するための活動と、事業の成長とそれによる利益の確保によって、株主、取引先、従業員等のステークホルダーに対しての責任を果たすための活動を両輪として、引き続き事業を推進していきたい…と、社長の大役を務めさせていただいております身としては、心から思っております。
今後の課題といたしましては、近年の労働者派遣法や労働契約法等の労働法の事情により、気象予報士の請負・派遣事業における今年度(2015年度)の売上高は2014年度の50%程度と大幅に縮小する見通しです。このような状況下において、当社といたしましては、気象情報配信事業と緊急地震速報事業を成長拡大のための重点事業と位置づけ、気象予報士請負・派遣事業に代わる新たな収益源とすべく、引き続き努力してまいります。
具体的には、気象情報配信事業では、従来型の単純な情報提供事業から、より高い営業利益率が期待できるソリューション提供事業への事業転換を図ることを目標に、オリジナル気象情報サービス「HalexDream!」を核としたソリューション提供事業の市場開拓に、引き続き積極的に取り組んでまいります。
緊急地震速報事業においては、地上波放送局、衛星放送局向け災害情報システムの納入実績を踏まえ、放送業界に向けた同システムの横展開を図り、事業拡大に取り組んでまいります。
また、サービス品質の向上、リマーケティングの徹底、各分野の企業との緊密な連携・提携を推進するとともに、総合防災情報として当社サービスを幅広くご利用していただくために、より顧客ニーズに合致したサービスラインナップの拡充に努め、事業拡大を図ってまいります。
気象予報士ビジネスに関しても、従来は同業者である気象情報会社向けの人材派遣事業や気象情報会社を介しての放送局向けの請負事業が主体でしたが、このところ顧客分野の拡大に注力しており、2014年度からは電力関連会社向けにサービスを提供しております。引き続き、防災分野や農業分野へも気象予報士の活用の場を拡大すべく取り組んでいきたいと考えています。
今年は役員全員の改選期というわけではないのですが、所属なさっている会社の人事異動の関係で、非常勤取締役(社外取締役)の辞任が4名あり、新たに3名の取締役が選任されました。うち1名は常勤の常務取締役で、体制を強化することで上記に書かせていただきました事業の変革をより強力に推し進めていきたいと考えています。
ちなみに、私は緊急動議も発動されることなく留任が承認され、また、株主総会後の取締役会で、今期も引き続き私が代表取締役社長に就くことが承認されました。これでハレックス社の社長就任13年目に入ります。お預かりするハレックスという会社も就任1年目と比べて規模が大きくなり、事業の内容も大きく変化を遂げてきました。お取り引きさせていただくお客様も多岐に渡るようになってきていて、責任もますます増してきていることを実感しているところです。
株主様、お客様、そして社員の皆様のご期待に添えますように今後も頑張っていきたい…と、思いも新たにしたところです。
私は社長として13年目を迎えますが、このように13年目となる今2015年度は『メタモルフォーゼ最終章の初年度』と位置付けて、これからの時代に合致した気象情報会社としてのあるべき姿を追求すべく、再度大きく経営の舵を切っていきたいという決心でいます。
当社の進む進路はまだまだ波が高く荒れているようですが、強い信念をもって挑めば、必ずや明るい未来は開けるのではないか…と私は信じています。「儲ける」とは“信”じる“者”と書きますから(^^)d
まぁ~とにもかくにも今年も定時株主総会を終え、さぁ~て、またこれからの一年、頑張ろう!と気持ちを新たにしました。社員一同、頑張って事業に邁進していきます!!
【追記】
社長就任13年目ですか…。このブログを書いていて、改めてその長さというものを実感しています。私が大学を卒業して社会人になって今年で37年目ですから、その社会人人生のおよそ1/3の期間、ハレックス社の代表取締役社長を務めさせていただいていることになります。
この12年間を社長に就任することになった経緯のあたりから振り返り、思い起こしてみると、ホントいろいろなことがありました。毎年毎年、それぞれまったく別の大問題や課題に直面し、それを知恵を搾ってなんとか克服してきて今に至っています。ホント、企業経営に関して、実戦を通してのいい勉強をさせていただいている…って感じです。
私が2代目の社長に就任した当時は、当社は経営的に絶体絶命の崖っぷちのようなところに立たされていて、その後12年間も会社を存続させることができるとは、夢にも思っていませんでした。しかしながら、株主の皆様やお客様を含め、いろいろな人達からの温かいご支援ご鞭撻、さらには、なにより社員の皆さんの懸命な努力のおかげで、なんとかこれまで会社を存続させることができました。「感謝」という言葉では足りないくらい、心からありがたく思っています。
私が前の会社を卒業させていただいて専任社長となった6年前から会社を挙げて取り組んできた事業の変革や商品(サービス)ラインナップの拡充につきましても、少しずつ形になってきていて、徐々に成果もあがりつつあり、大いに手応えを感じているところです。折りからのオープンデータ、ビッグデータブームに乗って、新聞や雑誌といったマスコミで、この当社の取り組みを“先進的”という形容詞を付けて取り上げていただく機会も増え、フロントランナーとして注目されるようになってきたな…とも実感しています。
『メタモルフォーゼ最終章』と私が位置付けるこれからの3年間では、この流れを具体的なビジネスに結びつけることに軸足を移して、必ずや私が目指す会社を形作っていきたい…と、株主総会を終えて帰宅する電車の車内で、改めて心に誓いました。
今後とも、引き続き、よろしくお願いいたしますm(__)m
執筆者
株式会社ハレックス
前代表取締役社長
越智正昭
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