2016/02/19

還暦の誕生日

先週の土曜日、2月13日は私の60回目の誕生日でした。60回目の誕生日ということは、めでたく“還暦”を迎えてしまいました(^_^;)

還暦とは人生の一回りをしたという意味で、私が若い頃は、還暦を迎えたオヤジというと、いろいろな経験をして人生を達観して見られる大人の中の大人というイメージで見ていたのですが、実際に自分が“還暦”になってみると、決してそういうわけではなくて、まだまだ未熟なままです。精神年齢ってことで言うと、10歳代とか20歳代とまでは言いませんが、30歳くらいのまんまです。世の中、まだまだ知らないことだらけで、勉強すべきことも多く、未熟者のまんまです。

まぁ~、肉体的な衰えはどうしようもなく、疲れやすくなっているので、持久力は若い頃にはかないませんが、瞬発力については若い頃と比べてもさほど劣っているとは思えません。

まだまだ十分に働けると感じていますので、今しばらくはビジネスの最前線で頑張ってみたいと思っています。よろしくお願いいたします。

この日(2月13日)、家族一同で夕方からささやかな手作りのお祝いの会をしてくれたのですが、その準備のため、「夕方までどこかに外出してろ!」ということでしたので、かねてご案内をいただいていたシンガーソングライターの舞子さんが出演するライブを聴きに下北沢のライブハウスに行ってきました。

下北沢のライブハウスや劇場というと、若い頃に何度か顔を出したことがあるのですが、ホント久し振りのことでした。応援する舞子さんのライブでもなかったら、再び訪れることもなかっただろうな…って思います。こういうきっかけをいただけただけでも、ありがたい誕生日プレゼントのようなものでした。

舞子さんは香川県高松市出身のシンガーソングライターで、彼女とはプロボクサーの石本康隆選手(現日本スーパーバンタム級チャンピオン)の試合を初めて観戦に行った後楽園ホールで知り合いました。石本選手もそうですが、故郷香川県から1人で出てきて、大都会・東京で夢を追い掛けて頑張っている若い人の姿を見ると、自分の若い頃と重なって見えて、ついつい応援したくなっちゃうんです。

  舞子公式HP
  ♪舞子BLOG♪

後楽園ホールで初めて会って以来、石本選手の試合や激励会などで何度かお会いし、アルバムも購入して、このところクルマを運転する時にはいつも彼女の3rd.アルバム『春の鳥』をかけているのですが、ナマの彼女の歌声を聴くのはこの日が初めてのことでした。

「ライブに出演するので聴きに来られませんか?」…とご案内をいただいたのですが、「ごめん、その日は60歳の誕生日なので、家族で祝ってくれる予定だから、残念ながら聴きに行けない」と当初はメールを返しました。しかし、前述のように「夕方までどこかに外出してろ!」ということでしたので、急遽聴きに行くことにしたの
です。
この日のライブコンサートは彼女を含め4人の女性シンガーのコンサートで、客演の彼女はトップバッターでの出演でした。いつもクルマを運転する時に聴いている私にとってはお馴染みの彼女の歌声なのですが、ナマで聴くと違います。伸びやかな透明感のある歌声が彼女の魅力なのですが、ナマで聴くと、それがさらに際立って耳に入ってくる感じで、心地いいです。

舞子さんライブ1

シンガーソングライターの彼女はこれまで3枚のアルバムを出していて、この日歌った楽曲も、その3枚のアルバムのうち、主に3rd.アルバム『春の鳥』に収められている曲を中心にしたオリジナル曲ばかり5曲でした。前述のように彼女の3rd.アルバム『春の鳥』はクルマを運転する時に常に聴いている歌なので、私にとってはお馴染みの楽曲ばかりです。

「夢みたものは」にはじまり、2曲目が「ひとつの愛」。この楽曲はTOKYO MXテレビの「TOKYO MX NEWS」のエンディングテーマに使われていた楽曲で、彼女がお友達の出産のお祝いに作ったというBirthdayソングなのです。その2曲目を歌い出す前に舞子さんから「今日聴きに来て下さった私のファンのお客様の中で、今日2月13日がお誕生日の方がいらっしゃいます。越智さんです」…と突然切り出されて、ビックリ(@_@) 思わず立ち上がって、客席の四方に向かって照れながら挨拶をしちゃいました(^_^;)

これは本当に嬉しいサプライズでした。しかもしかも…、その「ひとつの愛」という楽曲は、「3月10日 月曜日 奇跡が起こる瞬間」という歌詞で始まるのですが、舞子さんは私の誕生日に合わせて、その部分を「2月13日 月曜日 奇跡が起こる瞬間」に変えて歌ってくれました。“2月13日”は語呂があまりに悪くて、歌うには苦労されていたようですが、これにはホント嬉しかったです。しかも私が生まれた1956年(昭和31年)2月13日は月曜日だったので、それも事前に調べてくれて歌ってくれたそうです。感激しちゃいました。

ちなみに、舞子さんは、自身の5曲のほかに、後輩シンガーのはたゆりこさんのために書いたという楽曲2曲をはたゆりこさんと一緒に歌われたのですが、この楽曲(題名を忘れてしまいました)、初めて聴いたのですが、どちらもメッチャ良かったです。舞子さんの新たな一面が出ているように思いました。

舞子さんライブ2

それらの御礼の意味も込めて、舞子さんの1st.アルバム『あなたがいたから』をその場で購入させていただきました。もちろん、しっかりサインも書いていただきました。帰宅してさっそく聴かせていただきましたが、この1st.アルバム『あなたがいたから』も素敵な楽曲ばかりで気に入っちゃいました。しばらくクルマの運転中はこの『あなたがいたから』を聴かせていただきます。

舞子さんライブ3

下北沢でのライブは申し訳ないことに途中で失礼させていただき、さいたま市の自宅に取って返して、夕方からは家族一同が開催してくれたお誕生会でした。その詳細は省かせていただきますが、孫娘を含む家族全員が私にとって宝物であり、その宝物が一堂に会して私の誕生日を祝ってくれるというのは、このうえない幸せなひと時でした。(還暦と言っても赤いチャンチャンコと帽子だけは頑なに拒否したので、着用しておりません・笑)

家族それぞれから誕生日のプレゼントを貰ったのですが、一番嬉しかったのが2歳半の孫娘からのプレゼント。小さな手で一生懸命に作ってくれた切り紙細工の絵でした。「ジイジ、どぉぞ」と言って手渡してくれたのですが、これはあまりにも嬉しくて、涙が出そうになっちゃいました。今はクリアフォルダーに挟み、常にカバンに入れて持ち歩いています。

孫娘からのプレゼント

執筆者

株式会社ハレックス前代表取締役社長 越智正昭

株式会社ハレックス
前代表取締役社長

越智正昭

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