2015/04/03

ハレックスはFC今治を応援します(^^)d

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FC今治は、四国の愛媛県今治市を本拠地とするサッカークラブです。トップチームはJリーグの下部組織であるJFLのそのまた下部組織である地域リーグの四国リーグに所属しています。

そんないまだ地域リーグ所属の弱小チームが、現在、日本のサッカー関係者から熱い視線を注がれています。と言うのも、昨年(2014年)11月、サッカー日本代表元監督の岡田武史さんがJ3加盟を念頭に置いて、チームの運営会社である『株式会社今治.夢スポーツ』の株式の51%を取得し、オーナー経営者に就任したからです。

岡田武史さん(愛称:岡ちゃん)は私と同じ1956年生まれで現在58歳(学年的には岡田さんのほうが1つ下です)。1997年、ワールドカップ(W杯)フランス大会のアジア最終予選で加茂周監督が更迭されたことに伴い、指揮官に就任。同予選突破を果たして、日本代表を初のワールドカップ出場に導きました。1998年に行われた本大会では3戦全敗に終わったものの、翌1999年にはコンサドーレ札幌の監督に就任し、2年目でJ2優勝を果たし、J1昇格を果たしました。2003年には横浜F・マリノスの監督に就任し、就任1年目からJ1連覇を達成しました。また、2010年に開催されたW杯南アフリカ大会で日本代表監督に復帰。日本代表が国外で開催された大会では初めてグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出した時の代表監督でもあります。

そんな日本サッカーの至宝とも言える岡田武史さんが、次のチャレンジの場として選んだのがクラブチームの経営で、そのチームというのがFC今治だったわけです。なぜ岡田武史さんがFC今治のオーナーになったのかをはじめ、岡田武史さんの思いや目指していること等については、FC今治のHPに書かれていますので、是非そちらをご覧ください。

FC今治オフィシャルHP

で、この『おちゃめ日記』の場で何度か書かせていただきましたが、愛媛県今治市と言えば、私の本籍地のあるところです。数ある候補地の中で、あの岡田武史さんが私の本籍地である今治の地を選んでいただけたということで、私はメチャメチャ嬉しかったですね(^o^)v

そのFC今治の今シーズン開幕に向けてのキックオフパーティーが3月29日(日)に今治市湯ノ浦のホテルアジュール汐の丸で開催され、私もご招待を受けたので、出席してきました。

弊社ハレックスとFC今治の繋がりは今年の1月上旬のことでした。FC今治で岡田オーナーを補佐して企業経営面を担当する矢野取締役(愛媛・愛光学園&東大サッカー部OB)から突然ご連絡を受け、お会いしたのが最初でした。矢野取締役は私が愛媛新聞の会員制経済サイト『E4(いーよん)』に連載しているコラム『晴れ時々ちょっと横道』を読んで、私が今治市に所縁がある(本籍地が今治市朝倉)ことを知り、訪ねて来てくれたのが最初でした。

当初は当然のことながら弊社にスポンサーになって貰うことを依頼しに訪ねて来られたのですが、私からは「とてもいい話だし、岡田さんが郷里愛媛県の今治を次なるチャレンジの場に選んでくれたことは嬉しいし、岡田さんの目指している理念には共鳴するところが大きいので応援をして差し上げたいのはやまやまなのですが、弊社はあいにく中小企業ゆえ金銭的な余裕がないので、残念ながらスポンサーにはなれません。それと弊社はNTTグループに属する会社で、NTTグループとしてはJ2に大宮アルディージャ(運営会社:NTTスポーツコミュニティ株式会社)を保有しているので、その方面からもスポンサーになろうとすると、抵抗が大きいように思えますから」と丁重にお断りしました。

ただ、「個人的にはサポーター持株会の会員にならせていただいて、岡田さんのチャレンジを応援させていただきたいと思いますし、もし必要なら弊社の1kmメッシュの詳細な気象予報情報の提供なら弊社からやらせていただきますが…」とお話しさせていただきました。それを聞いた矢野取締役は「いい話をありがとうございます。サッカーは屋外でやるスポーツですし、雨が降っても風が強くても試合をやらないといけないので、そんな詳細な気象予報を提供いただけるのなら試合に勝つための戦術の事前検討に役立ちますし、練習計画の策定にも大いに役立ちます。現在もインターネットの天気予報を見ながらそういうことをやっていますから。さっそく持ち帰り岡田と相談させていただきます」と言って明るい顔をして帰っていかれました。

これは後で知ったことなのですが、FC今治の矢野取締役の実家は愛媛県東温市にあって、なんとなんと「坂の上のクラウドコンソーシアム」でご一緒している愛媛県農業法人協会会長で農業生産法人ジェイ・ウイングファームの牧社長の極々ご近所。ジェイ・ウイングファームではそれまで経理を担当していた女性が結婚のため退社してしまったので、某企業で財務部長をなさっていた矢野取締役のお父さんが手伝いに来てくれているのだとか。世の中、狭いというか…、牧さんと一緒に驚いてしまいました(@_@)

その後、矢野取締役からは岡田オーナーも喜んでおられて、「岡田メソッド」の一つになるかもしれないので、期待したいというお言葉があったので、越智さんのおっしゃるように進めさせてください…という連絡がありました。私のほうもNTTデータの広報部に事情を説明して、無償による気象情報提供サプライヤーという形でFC今治のスポンサーになることの了解を取り付けました。

こういう経緯で、弊社ハレックスはアレヨアレヨという感じでFC今治のスポンサーになっちゃったわけです。FC今治のHPのスポンサーのページには弊社ハレックスの社名がチマっと載っちゃっています。(キラ星のごとき一流の企業の皆さま方の末席に加えさせていただきました。)

FC今治オフィシャルHP:パートナー&スポンサー

弊社も『株式会社ハレックスはFC今治を応援しています』という表示をHPや名刺、各種資料等で行えるようになりました。現在、FC今治様向けのシステムの準備を進めていて、その準備が整い次第、弊社ハレックスのHPからもFC今治のHPに相互リンクを張りたいと思っています。

弊社オリジナルの気象情報を日本サッカーを強くするために活用する、いや、この取り組みを通して、サッカーばかりでなくスポーツの世界でもっともっと気象情報を活用させていくことができたら素晴らしいことだな…と思っています。なにより、夢があります。加えて、まだまだ四国リーグという地方リーグの弱小チームですが、弊社が会社として応援するプロサッカーチームが生まれました。弊社ハレックスもFC今治と同様、今は弱小の企業かもしれませんが、FC今治と同様、夢は大きく、世界を目指していきたいと思っています。

ちなみに、2月に矢野取締役がお見えになった時に、出来上がったばかりだというFC今治の新しいチームエンブレムを見せていただいたのですが、それを見た時、私は鳥肌が立ってしまいました。なんとなんと我が越智家の家紋だったものですから。いや、正確に言うと、今治の沖にある大三島の大山祇神社の社紋だったのです。この大山祇神社の社紋はこのあたり一帯を本拠地としていた水軍の旗印とされていました。なので、伊予水軍の末裔にあたる家の家紋は、通常この大山祇神社の社紋が使われているのです(我が家の先祖はほんの足軽だったと思いますが…)。その越智家の家紋、と言うか、大山祇神社の社紋をFC今治はチームエンブレムとして採用してくれたわけです。矢野取締役の説明によると、今治から世界に向けて船出するという思いを込めて、このあたりの伊予水軍の旗印をチームエンブレムにしましたということ。こりゃあ、私としては何が何でもFC今治を応援しないわけにはいきません。だって、選手達は越智家の家紋を胸に付けてプレーしてくれるわけですから(^^)d

チームスポンサーも続々と決まったようで、ユニフォームの胸の部分にロゴを掲載できる最大口のスポンサーは未だ決まっていないものの、背中の部分や袖の部分、パンツの部分にロゴを掲載するスポンサーは決まったようです。背中の部分はLDH、なんとなんと人気のパフォーマンス集団EXILEをプロモートする芸能事務所(?)で、ユニフォームのデザインもLDHが行いました。EXILEの事務所がデザインしたわけですから、濃紺をベースとしたユニフォームはとても四国リーグのチームとは思えないくらい超カッコイイです。袖の部分のスポンサーは三菱商事。パンツの部分のスポンサーは地元今治市に本社のある株式会社ありがとうサービス。練習着にいたっては今治市に本社のある焼肉のタレ“晩餐館”で有名な日本食研やANAといった全国企業のロゴがベタベタと貼られていて、まるでF1ドライバーのレーシングウェアのようになっています。

岡田さんをサポートするアドバイザリーボードにもそうそうたる顔触れの方々が並んでいます。さすがは岡田さんです。岡田さんがオーナー経営者に就任してから短い期間ではあったと思いますが、よくぞここまでのスポンサーやアドバイザリーボードの方々を集めたな…と感心してしまいます。

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で、3月29日(日)に開催されたFC今治の今シーズン開幕に向けてのキックオフパーティーですが、会場となる今治市湯ノ浦のホテルアジュール汐の丸はアクセスとしてはちょっと不便なところにあるのですが(練習場からは近い)、ご招待を受けた株主さんや、スポンサー関係者、サポーター持ち株会の会員等、200人近い人が集まり、また、マスコミの取材陣も地元の新聞やテレビ局、サッカー雑誌の記者等、20名以上集まって、FC今治、そして岡田武史さんのチャレンジの船出を祝いました。

選手、監督、コーチが1人1人紹介されて壇上に横一列に並び、最後に岡田オーナーが登場。ミーハーな私なんぞ「アァ!、本当に岡ちゃんだ!」って興奮しちゃいました。

パーティーは岡田オーナーの挨拶にはじまり、木村監督、さらには選手の代表から今シーズンにかける力強い決意・覚悟の表明がありました。続いて、応援キャラクターの発表があり、今や全国区となった“ゆるキャラ”の『バリィさん』が場内に登場しました。第2回の「ゆるキャラグランプリ」で優勝したバリィさんは、ここ今治市で誕生したキャラクターです。昨シーズンまでエンブレムとしてチームのシンボルを担ってきた『バリィさん』ですが、チームのエンブレムが伊予水軍の紋章に変わったことで、応援キャラクターに就任することになりました。いきなり、「ゆるキャラグランプリ」に優勝した全国レベルのキャラクターが応援キャラクターに就任です(^-^)v

紹介されて『バリィさん』が会場に入場。壇上の選手達と並んだのですが、とにかくデカイ。それも、無駄にデカイ!(笑) 岡田オーナーが応援キャラクター就任の証しとして背番号12を付けたサポーターユニフォームを『バリィさん』に贈呈しようとしたのですが、とても着せることが出来ないので、(タオル地の)腹巻きに挟むだけになっちゃいました。これには岡田オーナーも苦笑しながら「初めて本物を見たけど、デカイなぁ~」(笑) そうでしょそうでしょ(^.^)

私は『バリィさん』は“ゆるキャラ”界で最も無駄なスペースが広い、そして、この無駄なスペースこそが可愛らしさを産む魅力になっている不思議なキャラクターだと思っています(^^)d この『バリィさん』も今や“(建造規模世界一の)造船”、“(かつては生産量で、今は品質の高さで有名な)タオル”、“(今やサイクリングの聖地となった)しまなみ海道”と並ぶ今治市が誇る全国区の四大ブランドになったのですが(他にも何気にあるのですが、ここでは省略します)、これからはFC今治がこれに加わって欲しいものだと願っています。

パーティーは自由席のテーブルで立食のパーティーだったのですが、乾杯の時、私のすぐ横には岡田オーナーがいらっしゃって、ビックリ(@_@) 監督、コーチ、選手がそれぞれ各テーブルに散ったのですが、岡田オーナーが最初にやって来たテーブルが私のいたテーブルで、場所も私の横だったということです。光栄でした。

乾杯後、さっそくご挨拶をさせていただいたのですが、私が「東京で気象情報会社ハレックスの社長をやらせていただいている越智です」と申し上げたところ、「あぁ、ハレックスさん。話は伺っています。気象の情報はサッカーをする上で貴重な情報です。よろしくお願いいたします」と、応えていただきました。さらに、「越智さんと言うと、こちらの方ですか?」と訊かれたので、「はい、本籍地が今治です。数ある地域の中で、私の故郷の今治を選んでいただいてありがとうございます」とお応えしたところ、「越智さんて方、こちらには大勢いらっしゃいますね」と応えていただきました。感激です。

サッカー日本代表の監督時代は、常に厳しい表情をしたお顔ばかりをテレビの画面を通して拝見させていただいていたので、幾分取っつきにくい印象もあったのですが、私のすぐ隣にいる岡田武史オーナーは、この日は満面の笑みをたたえ、時おり冗談も言うメチャメチャ気さくな方でした。これが岡ちゃんの素顔なのでしょう。ちなみに岡田武史オーナーは大阪出身の関西人です。今治の町にも馴染んでいるようで、今治市長をはじめ地元の方々とも親しそうに談笑されていました。今治を本籍地とする者として、嬉しいです!(^O^)

木村監督とも話をさせていただいたのですが、パーティー会場で購入したばかりのユニフォームを手に、「今年は四国リーグで優勝して、地域リーグの優勝決定戦トーナメントでも優勝して、来年はJFLで戦ってくださいね。JFLだと関東地方にもチームがあるので、このユニフォームを着て応援に行けますから」と申し上げたところ、「もとよりその覚悟です。頑張ります!」と応えてくださいました。その後で「プレッシャー、キツいなぁ~(^^;」って、おっしゃってもいましたが(笑)

ちなみに、FC今治の今シーズンの公式戦初戦は、4月5日(日)に行われる四国リーグ開幕戦、アウェーでの対R.VELHO戦で、高知県の春野陸上競技場で11時00分キックオフの予定です。

頑張れ!FC今治!! p(^-^)q

と言うことで、株式会社ハレックスは、今年度より、FC今治を応援します\(^_^)(^_^)/